あなたは引っ越しの際に、荷造りの段ボールを極力減らせたらいいなと思ったことはないですか?
段ボールの数を減らしたり、使わないで代用できるものはあるのでしょうか。
梱包も荷解きもけっこう時間がかかるんだよね
段ボールは、用意や使い終わったあとの処理も面倒で…
私もこれまで何度か引っ越しを経験しましたが、そのたびに段ボールを少なくできる工夫を考えたものです。
できるだけ使わないで済む方法があれば試してみたいですよね!
今回は、引っ越しを控えているあなたへ、荷造りに段ボールを使わないアイディアを紹介していきます!
実践すれば、荷解きで出てしまうゴミを減らしたり、時間を短縮したりすることもできますよ♪
引っ越しに段ボールを使わないアイディア!何がある?
引っ越し業者によって多少違いがありますが、段ボールを使わないで梱包したものでも、ちゃんと運んでくれるようですよ!
ただ、トラックに積むときに安定しないものや積みにくいものは、断られる可能性があるそうです。
そういったコツを踏まえながら、段ボールを使わないで荷造りができるアイディアを見ていきましょう!
折りたたみコンテナやクーラーボックス
普段の収納に折りたたみコンテナを利用している場合もあると思いますが、これが段ボールの代わりになりますよ!
ホームセンターなどで売っている折りたたみコンテナは、名前の通り使わない時には折りたたんで収納することができます。
段ボールはある程度使うと強度が悪くなってしまいますが、こちらは何度も使うことができるので、ゴミも出ません。
引っ越しをそう何度も頻繁にすることはないかもしれませんが、いくつか持っていると便利です!
またクーラーボックスを持っていれば、その中にものを入れて運んでもらうことができます。
ただし、生ものや冷凍のものは運んでくれないので、引っ越し業者に頼む場合は入れるものに注意しましょうね。
衣装ケースやプラスチックコンテナ
洋服などの軽いものであれば、衣装ケースに入れたまま運んでもらうこともできますよ!
プラスチックコンテナも同様、洋服や小物などの軽いものであれば入れて運ぶことができます。
洋服を普段からそこに入れているのであれば、引っ越し先で荷解きの必要もなくそのまま使えますね!
重ねて積むこともできるので、段ボールのようにトラックに積みやすいのではないかと思います。
使う時の注意点は、引き出しなどが開かないように、ガムテープや養生テープでしっかり止めておくことです。
また、中身が動いて壊れてしまう可能性のあるものは、クッションになるものを詰めて固定しましょうね。
スーツケース
スーツケースがあるなら、その中にも荷物を入れてしまいましょう!
もともと荷物を入れて運ぶものなので、引っ越しで空のまま運んでしまうのはもったいないです!
多少重いものを詰めてもキャスターで転がして運ぶことができるので、使わない手はないと思います。
私は以前、引っ越し業者を使わずに荷物を運んだことがあるのですが、その時にスーツケースは大活躍でしたよ!
引っ越し業者独自のサービス
引っ越し業者が、独自の梱包資材を用意している場合もあります。再利用可能な梱包用ケースなどです。
靴をそのまましまうことができるシューズBOXや、マグカップやお皿を収納できる食器ケースなど様々なものが用意されていますよ!
再利用のできる資材なのでゴミが出ないのはもちろん、荷造りや荷解きの手間を軽くすることができますね。
例えばアート引っ越しセンターでは「エコ楽ボックス」、日本通運には「えころじこんぽ」といった梱包資材のサービスがあります。
無料でサービスが使えることも多いので、段ボールを減らせるだけでなく経済的な負担も減らせてメリットが多いです!
使う予定の引っ越し業者に、こういった資材のサービスがないか確認してみることをおすすめします。
引っ越し時の段ボール詰め方のコツ!
引っ越しの時にできるだけ段ボールを少なくするには、効率よく詰めていくことが大切ですよね。
荷解きの手間を軽減するためにも、どこに運ぶべきものなのか、何が入っているのかを明確にしておくことがポイントです。
では、荷造りや荷解きの負担を減らすための段ボールの詰め方を確認していきましょう!
効率よく運ぶためのコツ3つ
①段ボールの大きさを使い分ける
まず詰め方の基本ですが、重いものは小さい段ボール、軽いものは大きい段ボールを使います。
たくさんのものが入るからといって、大きな段ボールに重いものをたくさん詰め込むことは避けましょう。
重すぎて持ち運べなかったり、移動に時間がかかってしまったりするので、効率的とはいえないからです。
また重くなってしまった段ボールは、底が抜けてしまう可能性があります。
本などの重いものは、小さい段ボールに詰めることで重さを分散しましょうね。
壊れやすい食器なども、移動の揺れを抑えることができるように、小さい箱に分けて梱包する方が安全です。
反対に大きい段ボールには、衣類などの比較的軽いものを中心に詰めていきます。
②部屋ごと、用途ごとに分ける
詰め方のコツ2つ目は、使う部屋や用途ごとに分けて梱包することです。
引っ越し先で荷解きをする時に、収納場所がまとまっていれば効率よく作業が行えます。
これから出ていく家ではなく、引っ越し先の部屋や作業場所を想像しながら分けて詰めて行くと、よりスムーズに荷解きできますよ!
③梱包後の箱には「運ぶ場所」を書いておく
梱包が終わったら、中身を記載するだけでなく、運び入れる部屋や場所も書いておきましょう。
どこに運び入れるかを引っ越し業者に指示する手間を省くことができますし、自分で移動させる時にもスムーズです。
以前私の引っ越しの時に、段ボールに運び入れる場所を書いておいたら、当日は業者の人が何も言わずどんどん運び入れてくれたことがあります。
自分がわかりやすいようにと書いたつもりでしたが、「運ぶ場所が書いてあっていいですね」と業者のお兄さんが言ってくれたのを覚えています。
詰めてはいけないものがある?
引っ越しの際は、できるだけ手持ちの荷物を減らしたいですよね。
なんでも段ボールへ入れたくなってしまいますが、実は標準引越運送約款によって、引き受け不可とされているものがあるのをご存知でしょうか。
例えばガソリンや灯油といった燃料になるもの、ライターやガスボンベ、花火などの危険物は、発火などの思わぬ事故の原因になりかねません。
これらのものを段ボールや荷物に入れるのは避けましょう。夏場などの高温になりやすい環境では特に危険です。
また、ペットや植木などの動植物は、特別な管理が必要なものとされるので、段ボールに詰めて運ぶことはできません。
小鳥やハムスターなどゲージに入れてお世話しているものでも、段ボールに入れて運んでもらうことは絶対にやめてくださいね!
通帳やキャッシュカードなどの貴重品も、すぐには使わないからと段ボールに入れたりせずに、手持ちで持っていくのがおすすめです。
引っ越し後の段ボールは回収してもらえる?
引っ越しに段ボールを使って荷解きが終わると、必ず不要になった段ボールが出てしまいますね。
ゴミの日まで保存しておくことが必要ですが、かさばって置き場所に困ってしまうことも多いです。
それぞれの引っ越し業者によって違いますが、使い終わった段ボールを回収してくれるところが多いようです。
回収は無料で行ってくれる場合もありますが、多くは回数によって料金が設定されています。
また、見積もり時に料金が加算されていることもあるので、引っ越し業者に聞いてみるといいでしょう。
また地域によっては無料で段ボールや古紙の回収を行っていることもあります。
自分で持ち出せるようであれば、ゴミの日まで待たなくても段ボールを捨てに行けるので利用してみてはいかがでしょう。
まとめ
- 引っ越しには段ボールを使わないで、折りたたみコンテナやスーツケースを利用することができる
- 衣類は衣装ケースに入れたまま運べば、段ボールを使わないで済む
- 引っ越し業者の梱包資材サービスを使うと、梱包がラクな上にゴミも出なくて便利
- 梱包のコツは、大小の段ボールを使い分けることと、運び入れる場所を記入すること
- 段ボール回収サービスも利用して、片付けの手間もスペースもすっきりさせよう
引っ越し前は荷造りや荷解きが憂鬱になってしまいがちですよね。
段ボールを使わないで梱包することで、ゴミが減らせるだけでなく、余計な手間も省けるメリットがあることがわかりました。
引っ越しって意外と労力がかかるものなので、少しでも負担が減ると嬉しいですね。
少しでも段ボールを使わないで引っ越しができないかお考えなら、今回紹介した段ボールを減らす工夫や効率化のコツを試してみてくださいね♪
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