目隠し木には虫がつかないものを選ぼう!おしゃれな品種を厳選紹介

暮らし

家の中にいて外の視線が気になる時、目隠し対策をどうしようか悩みますよね。

フェンスやシェードもいいですが、窓からの景色に自然なグリーンがあることで生活に彩りが生まれ、気持ちも明るくなります。

目隠し対策として、庭やベランダに植える木を一般的に「目隠し木」と呼びます。

しかし、植物を育てる上で気になるのは虫問題ですよね。

ナチュラルな雰囲気の目隠しにしたいけれど、何を植えたらいいの?

虫がつかない木だとお手入れも楽でよさそう。

残念ながら、自然界に生きる植物でまったく虫がつかないという木は存在しません。

とはいえ、虫がつきにくい木は存在するのでご安心ください!少しお手入れをすれば虫の発生をさらに予防することができますよ♪

今回は、なるべく虫がつかないおしゃれな目隠し木を厳選して、10ご紹介します!

 

 

目隠し庭木の虫がつかない種類おすすめ3選!

お庭に植える目隠し木のポイントは、1年中葉をつけている常緑樹を選ぶことです。

常緑樹は枯れ葉が一気に落ちる心配がないので、掃除やお手入れが楽なのも嬉しいポイントですよ。

ここではお庭で主に地植えで育てる、高木の木を選びました。その中でも特に虫がつかない(つきにくい)種類を3つご紹介していきますね!

 

シマトネリコ

まず初めにご紹介するのは「シマトネリコ」です。

繊細な枝にみずみずしい柔らかな枝葉は、しっかりとボリュームがつくので、目隠し木にぴったりですよ。

ナチュラルでモダンな雰囲気をもつこの木はどんな住宅とも相性が良いですが、洋風な家だと、より明るくおしゃれな雰囲気を演出してくれるでしょう。

私の実家は昔ながらの和風な家ですが、庭のシマトネリコがあるおかげか、爽やかで明るい印象の庭になっています♪

虫がつきにくく、また割と耐寒性も耐暑性もあるため、シンボルツリーや庭木としても人気の品種です。また、春にはクリーム色のふわふわした花を咲かせるのも魅力の1つです。

強い日差しにも負けない強さをもつシマトネリコ。夏の暑さが厳しい時、シマトネリコは枝葉で気持ちのよい木陰の目隠しを作ってくれるでしょう♪

デメリットとしては、成長スピードがとても速いことです。私の実家のシマトネリコは、約10メートルまで成長し、庭はシマトネリコの立派な根っこでボコボコしています。

大きくなりすぎて欲しくない場合は、剪定(せんてい)などのメンテナンスが必要です。

 

キンモクセイ

秋が近づく頃、どこからともなく「キンモクセイ」の香りが鼻をくすぐると、キュンとする気持ちになるのは私だけでしょうか。

可愛らしいオレンジ色の花が持つ、その強い甘い香りは虫がつかない効果がバツグンなのです♪

大気汚染や潮風にも強く、刈り込みに耐え、日陰でも良く育つので古くから目隠し木としても愛されてきました。

大高木とはならないため、比較的狭いところにも植えられているのも嬉しいところですね。

日陰でも育ちますが花がつきにくくなるので、花を愛でたいなら日当たりの良い場所か、半日陰で育てるのがおすすめですよ。

 

ソヨゴ

続いてご紹介するのは「ソヨゴ」という木です。冬の訪れを感じさせる季節には、まるで小さなさくらんぼのような赤い実をつけます。

ソヨゴは和と洋、どちらの雰囲気も併せ持つ、丈夫で魅力あふれる木なんですよ。

葉の密度が高いので、目隠し木や庭のシンボルツリーという目的で植える人も多いです。

成長がゆっくりで手入れも楽、小さな庭にも植えられる。その上、毛虫などの虫がつかないというのも嬉しいポイントですね!

 

 

目隠し木になる低木のおすすめを4つ紹介!

初心者のあなたであれば、まずは低めの木から植えてみるのも良いスタートです。

約2メートル以下の低木は圧迫感のない目隠しに最適です。

自宅内や庭が丸見えにならず、プライバシーを守ってくれると同時に、室内に入る日差しの調整にも一役かってくれるでしょう。

塀だと自然な雰囲気がなく物足りない場合は、低木を植えることで、塀の代わりに目隠しをしてくれますよ。

また、隣家との境目がわかるように、境界の区切りが欲しいときにも低木がおすすめです。

複数植えれば生垣にもなり、自然な境界線となるため生活感がですぎずにナチュラルなものになりますよ♪

ここからは、目隠し木としておすすめな低木を4つご紹介します♪

アオキ

まずご紹介するのがアオキ。名前の「アオキ(青木)」は、枝と葉っぱが「青々している」ことからつきました。厚みのある小粋な葉を1年中楽しめる常緑樹です。

芽吹きがよい低木でお手入れもあまり必要としないので、昔から生け垣にもよく使われてきました。

少ない光でも元気に育つので、暗くなりがちな裏庭などを明るい雰囲気にしてくれます

生垣のように植えれば、高さ2~3mの目隠しが作れるのもメリットの1つです。

もともと緑1色だったアオキですが、最近では模様の入った葉をもつ品種が多く売られているので、お気に入りの葉っぱ模様のアオキを探すのも楽しそうですね♪

比較的虫がつかないですが、あまりにも風通しが悪かったり、光が当たらなかったりする場所だとアブラムシなどがつきやすくなるので気を付けましょう。

 

フェイジョア

「フェイジョア」は葉・花・実を庭で楽しめるとってもお得感のある木です。

果樹でありながらも、のびのびと育った姿が美しく、少し個性的な目隠し木を探しているあなたにはおすすめです!

庭の窓辺はもちろん、ウッドデッキ前への目隠しとしても自然に馴染みますよ。

和名で「パイナップルグァバ」とも呼ばれる果実を実らせるフェイジョア。完熟するとトロピカルな味わいを楽しめます。

また、6月ごろに咲く南国風の美しい花は食べられる花、エディブルフラワーなので、デザートやサラダに使うこともできますよ♪

果樹であれば毛虫類がつきものですが、フェイジョアはあまり虫がつかないのはとっても嬉しいポイントですね!

しかも常緑樹で花や果実を楽しめ、目隠し木として活躍できるときたら植えてみる価値が大いにありそうです!

果実を楽しみたい場合は、フェイジョアの中でも異なる品種の木を2本以上で育てる必要があるのを覚えておきましょう。

 

ゲッケイジュ

ゲッケイジュ」といえば私も料理の時によく活用するローリエの葉の木です。

実はこのローリエ、その独特の香りをもつ葉の中には防虫効果の成分が含まれるので、虫もあまりつかないのです。

葉を乾燥させればそのまま防虫剤として利用できるという、虫嫌いの方にはちょっとお得な木ですよね。

このゲッケイジュも、目隠しにおすすめする育てやすい常緑樹です。

定期的に刈り込めば低木に、日当たりのよい場所だと立派な高木にもなる二刀流なのも嬉しいですね!

 

ミモザ

春先になると黄色の小さな花が咲き誇る「ミモザ」の姿は圧巻です!

その美しいミモザを目隠し木にすれば、部屋の中から庭を見るのが大好きになることでしょう。

自宅の庭に植えればミモザのリースが毎年楽しめるなんて、とても贅沢ですね♪

花を咲かせない季節にも、シルバーがかった緑色のおしゃれな葉は存在感があり、1年中目隠し木としてしっかりと働いてくれますよ。

ただ、植え付けて間もない頃だと根に力強さがないので、重くなりすぎないように枝を剪定し強風などでも倒れないようにしておきましょう。

 

 

目隠し木を鉢植えで育ててみるのもGOOD♪

ここからは、ベランダやバルコニーなどの限られたスペースでも育てられる鉢植えを使った目隠し木のご紹介です。

目隠し木を鉢植えで育てることで手軽に場所を移動させられるので、台風の季節に植物を安全な場所に避難させたり、部屋の中に置けば室内での目隠し木としても活躍してくれますよ。

鉢と植物をおしゃれにコーディネートすれば鉢植えならではの楽しみ方も味わえそうです!

ここからは、鉢植えにおすすめな虫がつきにくい目隠し木になる木を3つご紹介します。

 

ユーカリ

「ユーカリ」の木はオーストラリア原産の常緑樹で、コアラが葉っぱを食べる木として有名ですね。

700種類以上あるユーカリですが、日本で人気なものはポポラスやグニーという種類です。

ユーカリはとても成長スピードが速く、30メートルにまでなる品種もあるんですよ!

あまり高くしたくない場合は、鉢植えでユーカリを育てるのがおすすめです。

日当たりがいい場所なら室内にも置けるので、目隠し木としてリビング窓の前などに置けばリラックスした空間を作れるの間違いなしです♪

ユーカリは、品種によって独特な香りを発します。鉢植えにして部屋に置いておけば、虫よけ効果も期待できますよ

鉢植えでも成長して高くなりすぎた時には、リースやスワッグを作って部屋に飾れるという楽しみもあります!

 

カポック

とてもポピュラーで簡単に育てられるイメージの観葉植物の「カポック」。シェフレラという名前でも知られています。

とても強い植物で割とコンパクトに葉を茂らせるので、狭めのスペースでの目隠し木としてもおすすめです!

特に風通しを好むカポックには、ベランダは絶好の育て場所かもしれません。

しっかりと目隠しとしての使いたい場合は背が高めの株の鉢植えを横に並べてみましょう。

丸みのある葉は、良い運気をもたらしてくれるとも言われています♪

 

コニファーエメラルドグリーン

種類が多いコニファーの中でも「コニファーエメラルドグリーン」は育てやすさピカイチです!

虫も付きにくい品種でありながらも繊細な細い葉を持つ針葉樹です。たっぷりの葉を好みの形に剪定する作業も楽しそうですね。

和風、洋風と雰囲気を選ばずやさしく馴染んでくれる目隠し木となるはずですよ。

鉢植えで育てれば、冬にはデコレーションをしてクリスマスツリーとしても楽しめます♪

 

 

まとめ

  • 虫がつかないおすすめ目隠し庭木はシマトネリコ、キンモクセイ、ソヨゴ
  • 虫がつかないおすすめ目隠し低木はアオキ、フェイジョア、ゲッケイジュ
  • 虫がつきにくい鉢植えで育てる目隠し木のおすすめはユーカリ、カポック(シェフレラ)、コニファーエメラルドグリーン

今回、ご紹介した虫がつかない目隠し木は、どれも割と丈夫な木です。たとえ病気や害虫が発生しても、適切な処置を行えば元気な姿を取り戻してくれます。

愛情込めて育ててきた植物が枯れてしまうのは本当に悲しいですよね。

予防策をしっかりしておくことで、虫がつかない目隠し木として年中美しい木の姿を楽しめます♪

虫が嫌いなあなたでも、おしゃれで手入れも楽な目隠し木はたくさんあるので、ぜひ好みの木を見つけて植えてみてくださいね!

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