今や女性だけでなく男性も眉毛のお手入れをする人が多い時代。
毛抜きを使っているけど、生えなくなるって本当?
毛抜きで抜くと痛くて・・・どんなお手入れが1番いいのかな?
そんな疑問やお手入れ方法に悩んでいるあなた!実は、眉毛を毛抜きで抜くことで毛が生えなくなる、ということはありません。
毛抜きで毛を抜くことは、毛穴にとって大きなダメージになります。ダメージをそのままにしておくと、当然の結果として生えにくくなるのです。
逆に言えば、ダメージを予防してしっかりケアしてあげることで、生えなくなる可能性を低くすることもできます。
ダメージを最小限に抑えて美しい眉毛ライフを手に入れるため、私と一緒に眉毛のお手入れ方法を学んでいきましょう♪
眉毛を毛抜きで抜くと生えなくなるって本当?
眉毛を毛抜きで抜くこと自体が原因で「もう生えなくなる」わけではありません。 「毛を抜く」という行為そのものが毛根や肌にとっての大きなダメージとなります。
正しい抜き方をしていなかったり、その後のケアを怠ってしまうことで、結果的に「生えなくなる」ことにつながってしまうのです。
1度や2度、毛抜きで抜いた程度では問題ありませんが、継続的に繰り返し抜いているとダメージが蓄積して生えにくくなってしまうのです。
生えにくくなるケースが多いことから、ちまたでは「生えなくなる」と言われているわけです。
生えにくくなくなるなら最終的にお手入れいらず♪やっぱり抜くのが1番!というそこのあなた!
実は、眉毛を毛抜きで抜く行為はかなりリスクが高いって知っていましたか?
新しい毛が生えづらくなる、だけではないもっと怖いリスクを次からみていきましょう。
眉毛を毛抜きで抜くことで起きる怖いトラブル
眉毛を毛抜きで抜くと次に生えてくるまで時間がかかるので、お手入れの回数が減ります。
この理由から「眉毛のお手入れは毛抜きがいい」という場合も多いのではないでしょうか。
実は私も毛抜き派です。仕上がりがいい、モチが良くて、お手軽ですよね♪
でも、何年も毛抜きでのお手入れを繰り返す中で肌トラブルが絶えなかったことも事実です。代表的な肌トラブルを一緒に見ていきましょう。
毛根や毛穴がダメージを受けることで起きるトラブル
先ほどもお伝えしたように、毛根がダメージを受け続けることで新しい毛が生えづらくなる可能性が高まります。
さらに、このダメージが原因で毛穴や毛根の近くが傷つき「毛嚢炎(もうのうえん)」という炎症をおこしてしまうことがあります。
この毛嚢炎は赤みを帯び、膿みや痛みを持つ場合もあり、ひどくしてしまうと治っても陥没の跡や色素沈着して黒ずみで残ってしまうこともあります。
炎症が起きている間は化粧などで隠そうとしてもさらに悪化するだけですので、とてもやっかいなトラブルです。
また、毛穴にダメージが加わることで「埋没毛」という肌トラブルを引き起こすこともあります。
埋没毛とは「埋もれ毛」ともいい、肌の下で毛が長く成長することをいいます。
毛抜きで毛を抜いた際、毛穴や毛穴周辺の肌を傷付けてしまうと、私たちの体は自らを守るためにその周辺の角質を分厚くするように働きます。
その結果、分厚くなった角質で毛穴がふさがり、新しい毛が肌の表面にでられなくなるのです。
肌の下で毛が長く成長すると、うっすら長く伸びている様子が外からみえたり、中で毛が丸まってまるでほくろのように見えたりすることもあります。
これ、とっても気になりますよね!気になってつい毛を取り出してしまうという声も多いですが、これは絶対にNGです。
さらに毛穴や肌のダメージを深くして、毛嚢炎を引き起こしてしまう原因になるからです。
眉毛の周りの皮膚がたるむ
眉毛を抜くことは、眉毛を通じて「肌を引っ張っている」と同じことです。
継続的に肌を引っ張り続けることで、眉まわりの皮膚のたるみにつながります。
特に気を付けたいのが、まぶたです。まぶたがたるみ垂れ下がると、年齢より老けてみえてしまいますよね。
正しいやり方で毛を抜けばある程度はダメージを軽減できますが、間違った方法で何年も抜き続けている場合は要注意です。
眉毛の毛抜きお手入れでトラブルが起きた時の対処方法
眉毛のお手入れは毎日のこと。正しく対処方法ができていないと、なかなか治らずに取り返しがつかなくなるほどひどくなることもあります。
眉毛を毛抜きで抜くお手入れは、肌トラブルを起こしやすい方法です。
日頃からケアをしっかり行い、それでも肌トラブルをおこしてしまった場合はしっかりとした対処方法をとっていきましょう。
埋没毛になってしまった時の対処方法
実は、埋没毛の症状そのものは放置しても問題はありません。
ただし、絶対してはいけないのが肌の下で丸まった毛を毛抜きや針等で取り出すこと。
無理やり毛穴からほじりだすことで、毛穴が炎症を起こして毛嚢炎になるおそれがあります。
また、さらに角質が厚くなりますので同じ場所での埋没毛の再発につながります。
繰り返しのダメージは色素沈着にもつながり、黒ずみの原因になります。
保湿を行い、肌が自然に生まれ変わるサイクル(ターンオーバー)を繰り返していく中で、ふさがっていた毛穴が元の状態に戻るのを待つのです。
毛嚢炎(もうのうえん)になってしまった時の対処方法
毛嚢炎ができてしまったら、まずは皮膚を清潔に保つことが大切です。化粧などは避けましょう。
まぶたのたるみが気になった時の対処方法
目は「第一印象」の9割を決めるといわれています。
コロナウィルスの感染拡大が始まってから、マスクをつける機会が多くなり、ますますこの「目」の重要性は高くなっているのではないでしょうか。
でも、実はそれだけではありません。まぶたのたるみが、肩こりや腰痛の原因にもなるって知っていましたか?
まぶたがたるむと、自然にまぶたをあげようと特定の場所に力がはいります。その特定の場所というのが、首と肩。
毛抜きを使った眉のお手入れをしているあなたは、肩こりや腰痛持ちではありませんか?
気付いていないだけで、あなたのまぶたはたるんでいるのかもしれません。
たるみ、というと加齢で起こる自然現象にも思えてしまいますが、間違ったお手入れ方法がこのたるみの原因なってしまうこともあるのです。
もし、まぶたのたるみが気になってしまったらできるだけ「眉毛を抜くお手入れ」は避けましょう。
もしどうしても抜きたいのであれば、後でお伝えする「毛抜きを使った正しい抜き方」を参考にしてくださいね♪
そして、保湿をしっかりと行いましょう。たるみの改善には、パックやマッサージ、エクササイズ、外科的治療など様々な方法があります。
マッサージやエクササイズはやり方を間違えてしまうと逆にたるみを悪化させてしまったり、別の箇所のしわにつながることもありますので注意して行いましょう。
目の疲れを同時にとって保湿もしてくれるパックがおすすめですよ♪
眉毛を毛抜きで抜くおすすめの方法は?
眉毛を毛抜きで抜くということは、毛穴や肌に大きなダメージを与えてしまいます。肌にとって「毛抜きで抜く」ことは正直に言ってNGです。
じゃあ、毛抜きを使って抜く以外のおすすめの方法は?
眉毛のお手入れでおすすめの方法は、電動シェーバーと眉毛切りバサミです。
不要な眉毛の根本部分を眉毛切りバサミでカットし、短く根本部分が残って気になる部分をシェーバーでそり落とします。
電動シェーバーの代わりにかみそりを使う方法もありますが、かみそりよりも電動シェーバーがおすすめです。
電動シェーバーの刃は直接肌に当たらない仕組みになっているため、肌へのダメージをより少なくすることができます。
かみそりは直接肌に刃をあてますので、毛抜きよりはダメージが少ないとはいえ毛嚢炎等の肌トラブルになる可能性が高くなります。
眉毛を毛抜きで抜くときのやり方はこれだ!
眉毛のお手入れには毛抜きを使わない方がいい、それはわかっていただけたと思います。
でも、やっぱり毛抜きのお手入れはやめられない!
そんなあなたに眉毛に毛抜きを使うときの正しいやり方をお伝えします。
このやり方を知れば、毛穴や肌に与えるダメージを最低限にすることができトラブルが起きにくくなるはずですよ♪
正しい眉毛の抜くやり方をマスターして、肌トラブルのないきれいな眉毛を長持ちさせましょう!
ステップ⓪大前提としていい毛抜きを使う
毛抜きはドラッグストアや100均などでも簡単に買うことができます。
しかし、かみ合わせが悪いものだと何度も同じ毛を引っ張ることにつながり肌や毛穴を痛めてしまう可能性が高まります。
高いものなら絶対大丈夫!というわけではありませんが、多少高くても使いやすく品質のいいものを選ぶのがおすすめです。
キャップ付きの毛抜きもありますので、衛生的にこういったタイプもおすすめです。
ステップ①顔を洗う
肌をきれいな状態にしてから毛を抜くことがとても大切です。
毛を抜いた後に雑菌が入り込んでしまうと、毛嚢炎などの肌トラブルに直結します。
毛抜き自体も使う前にアルコール消毒などしておくと安心です。手指消毒もお忘れなく。
化粧をしたままでの毛抜きもNGです。抜いた後の毛穴に化粧が詰まり、毛穴のダメージが大きくなってしまいます。
ステップ②毛穴を開く
毛穴を開いてあげることで抜きやすくなり、毛穴のダメージを少なくすることができます。また、抜いた時の痛みも感じにくくなりますよ♪
蒸しタオルなどをあてて、毛穴を開くのがおすすめです。
お風呂でも毛穴が開いた状態になりますが、必ずお風呂は上がってから毛抜きをするようにしてください。
お風呂場は湿気が多く、雑菌が繁殖しやすい場所です。お風呂場以外の清潔な場所でお手入れをしてくださいね♪
ステップ③毛の流れに沿って抜く
肌を清潔にし、毛穴を開いたらいよいよ毛を抜いていきます。
必ず、毛の流れに沿って抜くようにしてください。逆方向に抜こうとするとなかなか抜けません。
毛の流れを考えずに無理やりに抜くことは、痛みも強くなりますし肌や毛穴へのダメージも大きくなります。
毛嚢炎や埋没毛、肌のたるみなどのすべての原因になりますので注意しましょう。
ステップ④毛穴を閉じる
毛を抜いた後は、開いた毛穴を冷やして閉じておきましょう。冷やすことで炎症も抑えることができます。
鎮静成分の入ったパックを冷蔵庫で冷やして使うと、より炎症をおさえることもできておすすめです。
ステップ⑤しっかりと保湿をする
毛を抜き終えて、毛穴を冷やして引き締めた後はしっかりと保湿していきましょう。
毛嚢炎や埋没毛、肌のたるみなどのさきほどのトラブルは、肌や毛穴へのダメージに加えて乾燥が大きな原因とされています。
どんなに気を付けて丁寧に毛抜きをしても、必ず肌や毛穴にはダメージを与えてしまっています。
ダメージを受けた肌は乾燥しやすく、トラブルを起こしやすい状態になっているためしっかりと保湿をしましょう。
毛抜きをした日だけではなく、日常的にお風呂上りに冷却して毛穴を閉じ、しっかりと保湿することを習慣にすると、トラブルをおこしにくい肌になりますよ♪
まとめ
- 眉毛を毛抜きで抜くと生えなくなるわけではないが生えにくくなる
- 毛を抜くことは肌と毛穴にとって大きなダメージなので毛嚢炎や肌のたるみなどのトラブルにつながる
- まぶたのたるみは見た目の印象だけではなく肩こりの原因にもなる
- 眉毛のお手入れは毛抜きで抜くより電動シェーバーや眉毛切バサミがおすすめ
- それでも眉毛を毛抜きでお手入れしたい人は正しい抜き方でダメージを最小限におさえる
- 正しい抜き方を知ることで眉毛が生えなくなる可能性を最小限にすることができる
私はずっと抜く派ですが、眉毛のまばらな生え方に困っていました。
何度も繰り返し抜くことで「生えなくなる」と私も感じていましたが、今回調べてみて対処法がわかりました。
毎日のお手入れだからこそ、肌へのダメージを最小限にしていつもトラブル知らずの眉メイクを楽しみたいですよね♪
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