豆乳がヨーグルト化!なぜ固まる?腐った時の見分け方と保存方法

知ttoko

健康や美容にいい豆乳を毎日飲んだり、料理に使ったりしている方も多いですよね!

そんな便利な豆乳でこんな経験や疑問はございませんか?

気づいてみると冷蔵庫に入れたままの豆乳が消費期限切れ。

未開封で飲もうとしたら、豆乳がドロドロに固まっていた…!まだ賞味期限前だというのになぜ?

豆乳がヨーグルト化したけど、これって豆乳ヨーグルト?食べられるの?

うっかりヨーグルト化した豆乳を飲んで、食中毒や食あたりなど引き起こしたら大変です!

しかし、豆乳が腐っているかどうか迷うことが結構ありますよね。

そこで今回は、ドロドロと固まってしまった豆乳は飲めるかどうかの見分け方から保存方法までまとめてみました。

そして、今SNSで話題の豆乳アイスや豆乳ヨーグルトもご紹介します。

 

豆乳がヨーグルト化して固まる原因は?飲めるの?

結論から言うと、固まってヨーグルト化した豆乳は、腐っている可能性が高いので飲まずに捨てましょう!

では、きちんとパッケージ記載どおりに冷蔵をに入れていたのに、なぜドロドロに固まるのでしょうか?

空気中には目に見えない雑菌が存在していますが、それらが豆乳に入ってしまうことが原因です。

開封した豆乳へ雑菌が侵入する経路としては以下のようなものがあります。

  • 開封したことにより冷蔵庫内の雑菌が侵入
  • 容器に直接口をつけて飲んだことにより侵入

これらの方法で雑菌が侵入してしまうことにより、豆乳に含まれるタンパク質などが分解され、凝固や酸化、異臭、味の変化を引き起こします。

ほかにも、冷蔵庫の中に発酵食品(ヨーグルト、漬物、納豆など)があると傷みやすくなるという報告もありました。

開封後の豆乳がヨーグルト化して固まるのは、雑菌が入り込んでしまったことが原因だと分かりましたね!

しかし、未開封で賞味期限内の豆乳なのに固まる場合もあります。なぜ未開封のものも、ドロドロに固まってしまうのでしょうか?

まず、豆乳には調整豆乳と、成分無調整豆乳の2種類あります。簡単に説明も加えておきますね。

調整豆乳…大豆の絞り汁以外に、砂糖などの糖類、食塩、食用植物油のみを加え、口当たりと風味を飲みやすく調整したもの

成分無調整豆乳…ゆでてすりつぶした大豆の絞り汁そのもので味付けも加工もなし

この成分無調整豆乳の場合は、激しく振るなどの刺激が加わることで、成分が偏って固まる事があります。

成分無調整豆乳が固まることを避けるためには、できるだけ刺激を与えないことが大切なようですね!

開封した豆乳はヨーグルト化した場合は飲めませんが、未開封で賞味期限内の豆乳なら成分に問題ないので飲んでも大丈夫です。

ただし、臭いや味に違和感を感じたら飲むのは止めましょう!

 

豆乳はヨーグルト化すると腐る!!見分け方も!

豆乳が腐ると、「見た目、臭い、味」に変化が起こります。

ヨーグルト化してしまうのも、その変化の1つです。

ここでは、豆乳が腐ると分かる、見分け方についてポイントごとに紹介します!

 

豆乳の腐りは見た目で見分ける!

豆乳は腐ると、見た目でわかるような変化をします。

  • ドロドロになる
  • 固まる
  • ヨーグルト化する
  • カッテージチーズのようになる
  • 膜が張る
  • 黄色くなる
  • 濁る

分かりやすい変化なので、腐ったかすぐに分かりそうですね!

コップに注いでこのような見た目の豆乳は腐っている可能性が高いので、飲まずに捨てましょう。

 

豆乳の臭いで見分ける!

豆乳は腐ると、臭いにも変化が起こります。

  • ツーンと突くような臭いがする
  • 酸っぱい臭いがする
  • 腐敗臭がする
  • 豆乳ではない臭いがする

見た目の変化に気づいたら、飲む前に臭いで確認してください。明らかに腐っているとわかる臭いです。

少しでも「おかしい?」と思ったときはやめた方がいいかもしれないですね。

 

豆乳の味で見分ける!

できれば、飲む前に異変に気付くのが一番ですが、腐った豆乳の味は、はっきりとわかります。

  • 酸っぱい味がする
  • 豆乳ではない味がする
  • 苦みがある
  • 舌がピリピリする(舌触りが悪い)
  • 味が薄い

もし腐った豆乳を口にして異変を感じたらすぐに吐き出すようにしましょう。

口に入れると少し嫌な気持ちになってしまいそうなので、見た目や臭いで判断したいですよね!

 

豆乳がヨーグルト化しない保存期間とその方法!

豆乳は開封前と開封後のものとではどのように保存すれば良いのでしょうか?

ヨーグルト化させないためのベストな保存方法が気になります。また賞味期限をのばすために冷凍保存はできるのでしょうか?

こちらでは豆乳の冷蔵・冷凍保存期間と方法を紹介します。

 

未開封の場合

一般的に豆乳は、未開封であれば中が無菌状態なので、常温・冷蔵保存でも賞味期限の日付までは腐ることなく、おいしく飲むことができます。

すぐにすべての豆乳を飲み切ることができない場合は、ヨーグルト化を避けるためにも、未開封のままにしておく方がよさそうですね!

ただし、賞味期限内であっても風味は少しずつ落ちていくので、なるべく早く使うようにしましょう。

 

開封後の場合

開封してしまった豆乳の保存期間は、冷蔵庫で保存していても約2~3日です。

え!こんなに早いの!?

私も、開封後した豆乳は、こんなにも保存期間が短いことに驚いてしまいました。

そして頻繁に冷蔵庫に出し入れしている場合はかなり痛みやすくなるので、できるだけ早く使い切るようにしてくださいね。

 

保存方法は?

開封後は空気中の雑菌が入らないように、しっかりと口を閉じて冷蔵庫で保存してください。

隙間が空いていたらそこから雑菌が侵入してしまい、ヨーグルト化して腐る原因になります。

最初にもお伝えしましたが、雑菌が豆乳の腐る原因になりますので、できるだけ対策をしましょう!

口をつけて飲んだものは、ほとんど保存も効かなさそうですね。

一度開封すると豆乳の日持ちは極端に短くなるので、なるべく早めに飲み切りましょう。

 

冷凍保存もできる!

豆乳は冷蔵保存するのが基本ですが、冷凍することもできます。

豆乳の冷凍保存の方法・注意点やオススメの食べ方を紹介します!

<豆乳を冷凍保存するメリット>

  • 一度開封した豆乳の賞味期限は冷蔵保存だと2~3日に比べ、冷凍保存は2週間まで伸びる
  • 豆乳アイスやシャーベットとして、デザートにアレンジできる

冷凍の方が冷蔵保存よりも10日間近く長持ちするということが分かりましたね!

使う予定がすぐにない時には冷凍の方がいいのではないでしょうか?

冷凍保存は、豆乳が入ったパックのままの冷凍でいいのか気になりますよね。

豆乳の冷凍保存方法は、以下の通りです!

<冷凍保存する方法>

  • 保存用の容器に入れてから冷凍室へ
  • 豆乳紙パックに入っている場合は、そのまま冷凍庫へ

開封したものは、保存容器に入れて冷凍した方がよさそうですね。

未開封のものは、パックのまま保存してもよさそうです。

キャップのついた長方形の豆乳パックの場合、上部左右の折りたたみ部分を開いておくのもおすすめです。

その方が、冷凍後もハサミで切りやすく、中身も取り出しやすいですよ。

<冷凍保存した豆乳の注意点>

  • 一度凍らせた豆乳は解凍しない!

豆乳を冷凍すること自体は問題ありませんが、解凍するのはオススメできません。

それは、解凍する際に分離して品質が劣化し、ボソボソとした質感になってしまうからです。

ボソボソした質感になってしまうと、少し残念ですよね。

でも、解凍せずにどうやって使えばいいの?

一度冷凍して豆乳は、解凍せず、アイス・シャーベットとして食べることがオススメです!

アイスやシャーベットとして美味しく食べられるのかも気になるところ…。

せっかくなので、冷凍した豆乳の美味しい食べ方を紹介します!

キッコーマンの豆乳が「凍らせても食べてもおいしい」とSNSで話題になっています。

30種類以上のキッコーマンの豆乳のある中から、「社員が選んだ豆乳ランキングトップ5」をご紹介します。

冷凍して、アイスやシャーベットにもオススメです。

<1位 豆乳飲料 すいか >
爽やかな味わいで、シャリシャリかき氷にすすのがオススメ!毎年夏になると食べたくなる味です。

<2位 豆乳飲料 バナナ>
子供から大人まで楽しめるバナナ味!甘さがあって小腹も満たせるのでおやつにもピッタリ。

<3位 豆乳飲料 バニラアイス>
アイスの王道バニラ!スッキリとした後味がクセになりますよ。

<4位 豆乳飲料 マンゴー>
南国気分が味わえるマンゴー味!マンゴーの香りと味わいに癒されます。

<5位 豆乳飲料 チョコミント>
根強い人気のチョコミント!アイスにして食べれば、暑いに日にも爽やかな風を届けてくれます。

どれもアイスやシャーベットとしても美味しそうなものばかりですね!

私はよく、バニラ味の豆乳を製氷機で凍らせアイスコーヒーに入ています。最後まで薄まらずに濃い味で楽しめますよ!

あなたもぜひ豆乳アイス・シャーベットに挑戦してみてくださいね!

 

 

豆乳をあえてヨーグルト化する発酵方法とは!?

豆乳のヨーグルト化を防ぐために保存方法を紹介したのに、あえてヨーグルト化させるとはどういうこと?と思ったのではないでしょうか?

豆乳をヨーグルト化して、「ヨーグルト」にしてしまうことで美味しく食べることができますよ!

豆乳をヨーグルトにするために必要な発酵方法をご紹介します!

 

豆乳を発酵させるメリットは?

豆乳には、大豆たんぱく質やイソフラボンなどの成分が豊富に含まれていることは、既に知られていますよね。

さらに、豆乳を乳酸菌やビフィズス菌で発酵させた「豆乳ヨーグルト」も注目され始めています。

豆乳を発酵させることで得られる、メリットをまとめてみました。

<豆乳を発酵させるメリット>

  • 腸内環境をよくする
  • 腸内にいるさまざまな悪玉菌を減らす
  • 脂質の吸収を抑える
  • 豆乳中のイソフラボンが、より吸収されやすくなる

豆乳を発酵させて豆乳ヨーグルトにするだけで、こんなにも豆乳が活躍してくれるなんて驚きですよね!

これは豆乳を、豆乳ヨーグルトへ変身させるしかないです!

 

豆乳ヨーグルトの作り方

では、どのようにして豆乳を発酵させ、豆乳ヨーグルトを作ればいいのか気になりますよね。

豆乳ヨーグルトの作り方を調べましたので、ご紹介します。

豆乳ヨーグルトは意外と簡単に作れますので、是非一度挑戦してみてください!

【材料】

  • 紙パックの無調整豆乳……900ml
  • ヨーグルト……100ml

【作り方】

  1. 無調整豆乳にヨーグルトを混ぜる
  2. 紙パックの無調整豆乳(1000ml)から100ml取り出し、ヨーグルト100mlを直接豆乳パックの中へ流し入れる
  3. 紙パックのキャップを閉めてよーく振り、豆乳とヨーグルトを混ぜ合わせる
  4. 直射日光を避け、室温約30度前後の部屋に一日置く
  5. 紙パックを振ってみて、液体が揺れる感じがなければ発酵がすすみ豆乳ヨーグルトができあがり

豆乳ヨーグルトを作るときには、注ぎ口がキャップ式の豆乳パックを使用するのがオススメです。

豆乳パックにヨーグルトを直接入れて、キャップを閉めて振るだけで、容器の殺菌も不要なのでとても簡単ですよ!

材料も少なくて済みますし、工程も難しくないのが嬉しいですね!

手作りなので、不要なものが余計に入っていないのも嬉しいポイントです。

作り豆乳ヨーグルトを作った後は、しっかりと密閉し冷蔵保存で約1週間程度を目安に食べきりましょう。

しかし、しっかり密閉していない豆乳パックや容器だと、空気や熱にふれやすい状態になっているので劣化が早まってしまうので注意してください。

 

 

まとめ

 

  • 固まってヨーグルト化した豆乳は、腐っている可能性が高いので飲まずに捨てるのがよい
  • 少しでも豆乳に異変を感じたら、先ずは見た目、臭いで確認
  • 豆乳をヨーグルト化させないための保存方法は、未開封なら賞味期限まで常温保存可能
  • 開封後の豆乳の消費期限は冷蔵保存で2~3日
  • 開封後の豆乳の蓋はしっかり閉めてから冷蔵庫で保存
  • 豆乳は冷凍保存も可。凍らせた豆乳は解凍せずにアイスやシャーベットがオススメ

豆乳がヨーグルト化してしまうと、腐っている可能性が高く飲めないことが分かりました。

私は以前開封したままの200mlの豆乳を一晩冷蔵庫へ置き、翌朝確認もせずにゴクリ。数時間後、苦しい下痢が続いた経験があります。

私のような経験をしなくても済むように、参考になれば嬉しいです!

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