ダイエット中と言いながら、甘いものがやめられない時はないですか?
私は長時間パソコン作業をしていると、ついクッキーなどを摘んでしまうタイプです。
女性はホルモンバランスの関係で無性に甘いものがほしくなる時もありますよね。
そんな時におすすめなのが、オーツ麦を使ったクッキーです。
一般的なクッキーは糖分や脂質が多いですが、オーツ麦を使ったクッキーはヘルシーで栄養も豊富なんです。
ダイエット中だからと我慢ばかりしていては、ストレスも溜まってしまうので、甘いものを賢く摂り入れていきませんか?
今回はオーツ麦のクッキーがなぜダイエット中におすすめなのかということと、オーツ麦クッキーのレシピ、市販商品のおすすめ品についてご紹介していきます。
オーツ麦クッキーがダイエット中におすすめな理由は?
オーツ麦クッキーがダイエットにおすすめな理由は以下の通りです。
- 食物繊維が豊富
- ビタミンBやミネラルも豊富
- 食後の血糖値が上がりにくい
- 少量で満腹感がある
1つずつもうすこし詳しく説明していきますね!
食物繊維が豊富
食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があるのはご存知でしょうか?
水溶性食物繊維は、名前の通り、食物に含まれる水分に溶けて便を柔らかくする働きがあります。
不溶性食物繊維は、水には溶けず、便のかさを増して腸を刺激することで便通を促します。
穀物は不溶性食物繊維が豊富なものが多いのですが、オーツ麦は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がバランスよく含まれているのです。
また、水溶性食物繊維は腸内細菌のエサとなるので、善玉菌を増やし、腸内環境を整えることができます。
腸がキレイになれば、脂肪の吸収が抑えられたり、代謝もあがるので、ダイエットにつながりますよ!
ビタミンBやミネラルが豊富
ダイエット中はカロリーを控えようとし、栄養不足になりがちです。
オーツ麦には、ダイエット中に不足しがちなビタミンB1、B2、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖の代謝をサポートする働きがあり、ビタミンB2は脂質の代謝をサポートします。
鉄分は血液を作る材料、カルシウムは骨を作る材料というイメージが強いですが、鉄分もカルシウムもダイエットの強い味方なんです!
鉄分はエネルギーを作る栄養素です。鉄分が不足すると、摂った栄養をエネルギーに変えにくくなり、脂肪が蓄積する原因となってしまします。
また、カルシウムは、代謝アップや脂質の分解をする働きがあり、ダイエットに大きく関わる栄養素だったのです。
ダイエット中でなくても、日本人は鉄やカルシウムが不足しがちと言われているので、オーツ麦クッキーで美味しくミネラルが摂取できるのは嬉しいですよね♪
食後の血糖値が上がりにくい
オーツ麦は「低GI値食品」とも言われ、食後の血糖値が上がりにくい食品です。
食後、血糖値が急上昇すると、それを下げようとインスリンがたくさん分泌されます。
インスリンは脂肪を蓄積する働きもあるので、血糖値が上がりやすい食品を食べると肥満になりやすくなってしまうのです。
オーツ麦は、食後の血糖値の上昇が緩やかなので、インスリンの分泌が抑えられ、太りにくい食品といえます。
少量で満腹感がある
オーツ麦クッキーはザクザクとした食感で、一般的なクッキーよりも噛む回数が多くなるかと思います。
特にナッツやドライフルーツか入ったものは噛みごたえもありますよね!
噛む回数が多いと少量でも満腹感が得られます。さらにオーツ麦クッキーは、食物繊維が豊富なので腹持ちもいいのです。
オーツ麦クッキーのレシピを紹介
「オーツ麦クッキー」とGoogle検索するとオートミールクッキーのレシピが出てきます。
実は、オーツ麦を脱穀し、食べやすく加工したものが「オートミール」なのです!
「オーツ麦クッキー=オートミールクッキー」と考えてください。
オートミールは加工の仕方で「ロールドオーツ」、「クイックオーツ」、「インスタントオーツ」など名前が変わります。
クッキーにするのであれば、ロールドオーツを砕いたクイックオーツがおすすめです。
ロールドオーツよりも生地のまとまりがよく作りやすいです。
オーツ麦クッキーは、実は私もよく作るクッキーなのです。ズボラママの私でも簡単に作れますよ。
小麦粉を足したり、砂糖やバターを加えたりするレシピもあるのですが、今回は私がよく作る、シンプルなレシピをご紹介しますね!
とっても簡単にできて、とっても美味しいのでクセになりますよ♪
材料は、クイックオーツ、バナナ、レーズンの3つだけなんです!
<材料>
- クイックオーツ(他のオートミールでも可) 60g
- バナナ 100g(中くらいのバナナ約1本)
- レーズン 30g
<作り方>
- バナナをボールに入れ、フォークなどでペースト状に潰す
- レーズンは包丁で軽く刻み、1.の中に入れる
- クイックオーツも加えて、スプーンかヘラで混ぜ合わせる
- クッキングシートを敷いた鉄板の上に3.をスプーンですくって丸く、平たく置いていく
- 170度に余熱したオーブンで約20分焼く
はちみつやメープルシロップを少し足りたり、レーズンの代わりにナッツを入れるのもおすすめです。
バナナとオートミールだけでも出来ますが、レーズンやナッツを入れることで、味のアクセントになります。栄養価も高まりますね♪
このクッキーの嬉しいところは、作るのが、簡単、食べて美味しいに加えて、ヘルシーなのです。
栄養価が計算できる「Eatreat(イートリート)」というサイトを使って、私が普段小麦粉で作る型抜きクッキーと今回ご紹介したオーツ麦クッキーのカロリーを比較してみました。
- 小麦粉の型抜きクッキー 100gあたり402kcal
- 手作りオーツ麦クッキー 100gあたり212kcal
バターや砂糖が入っていないので、その分カロリー差がとても大きいですね!
オーツ麦クッキーは小麦粉の型抜きクッキーの約半分のカロリーでした!ダイエット中にはとても嬉しいですよね♪
オーツ麦クッキーは市販で買える?
「オーツ麦クッキー」や「オートミールクッキー」と書かれた商品は市販品にもあります。
ただ、オーツ麦以外に小麦粉や全粒粉が入っているものが多数です。オーツ麦よりも小麦粉の方が多く含まれているものもあるのです!
バターや砂糖も含まれているので、市販のオーツ麦クッキーを購入する際は、商品名だけでなく原材料もしっかりとチェックして購入するようにしてください。
オーツ麦クッキーの市販品でおすすめのものをご紹介しますね♪
香ばしく焼き上げたオーツ麦クッキー
株式会社エヌエヌインターナショナルから販売されていくクッキーです。
こちらの商品は「チョコチップ」と「レーズン&チョコチップ」の2種類あります。
オーツ麦の匂いやクセは全く感じず、ザクザク食感がおいしいクッキーです。
オーツ麦以外に小麦粉も含まれているのですが、おすすめポイントは以下の通りです。
- 小麦粉よりもオーツ麦の割合の方が多い
- スーパーやドラッグストア等で販売されているので買いやすい
- 税込105円でコスパがいい
- クッキーが1枚ずつ小包装されている
パッケージには「オーツ麦21%使用」と書かれています。
オーツ麦、小麦粉以外にどのような材料が使われているか、チョコチップタイプの原材料一覧を以下に記載しますね。
<原材料>
マーガリン、オーツ麦粉、小麦粉、砂糖、チョコレートチップ、鶏卵、食塩/膨張剤、乳化剤、香料、酸化防止剤(V.E)、着色料(カロチン)、(一部に小麦・卵・大豆・乳成分を含む)
レーズン&チョコチップタイプはチョコチップタイプの原材料にレーズンがプラスされるだけで、その他の原材料は同じです。
この商品はスーパー、ドラッグストア等で購入でき、1番購入しやすいオーツ麦クッキーかと思います。
お値段が税込105円(私が購入したドラッグストアの価格です)なのも嬉しいですよね!
11枚入っていますが、1枚ずつ小包装されているので、食べ過ぎ防止ができますね!
ただ1点、カロリーがどちらのタイプも1枚(9g)で44kcalあるのです。ダイエット中は1回1枚程度にしておきたいですね!
クランブリーオーツビスケット
カルディで販売されているグランマワイルズのクランブリーオーツビスケットもおすすめです。
こちらのクッキーは、1箱150g、8枚入りで税込348円です。
1枚ずつ小包装ではなく、まとめて入っているタイプのクッキーになります。
私がこのクッキーをおすすめする理由は以下の3点です。
- 粉類はオーツ麦のみ
- 材料がシンプル
- 1枚で食べ応えあり
カルディのオーツ麦のクッキーは何種類かあるのですが、小麦粉や全粒粉が含まれているものが多いのです。
そんな中、こちらのクッキーに含まれる粉類はオーツ麦のみとなっています!原材料を以下に記載しますね。
<原材料>
オーツ麦、加工油脂、砂糖/香料
とってもシンプル!添加物は香料くらいです。ドライフルーツやナッツなどもはいっていないタイプです。
このクッキーにはオーツ麦が40%以上含まれているようです。
しっかりとオーツ麦の味が感じられる素朴な味わいのクッキーです。
大きめのクッキーなので、1枚食べると結構満腹感があります。
ただ、こちらもバターやてんさい糖が入っているため、カロリーは低くはありません。
100gあたり、520kcal、クッキー1枚あたりだと65kcalになります。
一般的なクッキーよりも栄養は豊富ですが、ダイエット中は食べすぎないように注意しましょう!1枚ほどで抑えておきたいですね。
まとめ
- オーツ麦クッキーは栄養豊富で腹持ちもいいのでダイエットにおすすめ!
- バターや砂糖なしでも手作りできるので、カロリーが低くヘルシー
- 市販のオーツ麦クッキーは小麦粉の方が多く入っているものもあるので、原材料チェックを忘れずに!
- 市販のオーツ麦クッキーはカロリーが低くないので、ダイエット中は控えめにしましょう
普段からお菓子を食べる習慣がない場合は、ダイエット中にわざわざオーツ麦クッキーを取り入れる必要はないかと思います。
どうしても甘いものがやめられない場合は、手作りのオーツ麦クッキーがおすすめですよ。
ストレスはダイエットの敵!上手に甘いものをとりいれていきましょう♪
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