トランプのシャッフルをする機械は必要?カードの技などもご紹介!!

知ttoko

今はゲームというと、テレビゲームやコンピュータゲームを思い浮かべる人が多いと思います。

でも、昔ながらのトランプも十分楽しめますよ。だれでも、小さいころババ抜きや七並べをして遊んだ経験はありますよね。

さて、トランプゲームをするとき、必ずシャッフルしますよね。その際、シャッフルをしてくれる機械があるのです。

私は今回初めて知りました。機械といっても小さなものです。

わざわざシャッフルをするためだけに機械を買う必要があるのかと思いましたが、うまい人たちがゲームをするときは必要なようです。

その理由や、トランプについての雑学やテクニックの種類についてお話ししようと思います。

 

 

トランプのシャッフルは機械に任せた方がいい?

家族や友達同士でトランプ遊びをするとき、そんな機械が必要?

心配なら何人かにシャッフルしてもらえばいいんじゃない?

普通はそれほどこだわらないし、早くみんなで遊ぼうという気持ちが強いですよね。

でも、カジノではちょっと雰囲気が違います。単なる遊びより真剣度が違うんです。

そんな場所では、シャッフルする機械を使うことがあります。

カジノではたくさんのゲームをし、素早く公正にシャッフルする必要があるので、機械に任せた方がいいわけです。

 

トランプのシャッフルを機械に任せた方がいい理由は?

正直、私はカジノへは行ったことがありません。でも、映画の1シーンでディーラーが鮮やかにトランプをシャッフルするのを見たことがあります。

美しいカードさばきで、魅了されてしまいますよね。でもそれに見とれていると、もしかしたら気づかないうちにトリックを使われているかもしれません。

その点、機械に任せてしまえばズルをする心配はありません。あっという間に偏りなくカードを混ぜることができます。

また、早くシャッフルできるというのはゲームの回数を多くすることができるということであり、その結果、カジノが儲かるという側面もあります。

もう一つ、機械を使う理由にカードカウンティング対策があります。

カードカウンティングというのは、ブラックジャックをやるときに、出たカードをすべて記憶して、次に出るカードを予測することです。

1組か2組の場合は、記憶する人もいるそうです。1組が52枚ですから、もしかしたら、頭のいい人は記憶できるかもしれませんね。

ブラックジャックの時は、トランプを6組使用し、ゲームが終わったらそれに混ぜてシャッフルしなおすので、次に出るカードを予測するのは不可能なんだそうです。

確かにトランプ6組を手でシャッフルするのは難しそうですね。これは機械の出番です。

 

トランプをシャッフルする機械にはどんなものがある?

自動シャッフル装置というのが考えられたのは1878年だそうです。でも、それは時間がかかる上にうまくシャッフルができない代物でした。

実用的なシャッフルする機械が登場したのは2000年です。このマシンのおかげでゲームをストレスなく続けられるようになったといいます。

シャッフルする機械は、両側にトランプを置くスペースがあり、ボタンでそれが中央のボックスに移動して、トランプが一かたまりになるという仕組みです。

1組のトランプを半分に分けてもいいし、半分ずつでなくても構いません。また、均等に混ぜるのではなく、偏った混ぜ方も調整できるようになっています。

もちろん複数組のトランプを混ぜることもできます。こういう機械を使うことで、人の手では難しいシャッフルも素早くいかさまなく行えるわけですね。

家庭で遊ぶためのものであれば3,000円程度で買うことができるので、よくトランプで遊ぶ人は購入を考えてもいいかと思います。

 

シャッフル以外にも道具を使うことがある?

ゲームを行うのには、シャッフルをした後トランプを配る必要がありますね。

トランプを配る際に使う箱型の道具があるんです。これをシューと言います。何組かのトランプをこのシューの中に入れます。

傾斜がついている箱で、女性のハイヒールに似ている(らしい)ので、シューと名付けられたという説があります。

取り出し口は中央がくびれていて、そこに指を添えて滑らせると、トランプが1枚ずつ出てくるという仕組みです。

私もトランプを配るとき2枚重なった経験は何度もあります。このシューを使うことで、1枚ずつ出てくるので安心ですね。

そして、テーブルの上に置いて滑らせるので、隙間からトランプの模様を見ることは不可能です。

カジノでのいかさまの例としては、ポーカーの場合、1番上のカードが重要なのですが、それを配ると見せかけて2番目のカードを配る手があります。

また、1番上のカードを配ると見せかけて1番下を配る手もあります。

ディーラーのこうしたテクニックを防ぐためにシューが使われるようになったということです。

こうして、カジノではほんの少しの不正もできないように工夫された機械や道具が使われています。

 

 

トランプのシャッフルにはどんな種類がある?

トランプのシャッフルには機械が使われることがわかりましたが、今度は人の手で行われるシャッフルの種類を調べてみました。

私は1種類しか思い浮かばないわ。

シャッフルにはいろいろな種類があります。カジノで共通しているのは、トランプの数字が見えないようにすること、混ざること、カードを傷めないことです。

また、驚いたことに、カジノではトランプは数回使うだけで廃棄するそうです。これも不正防止のためだそうですよ。

 

ヒンドゥーシャッフル

これは多くのシャッフルの種類の中で、私たちに1番なじみのあるものです。

  1. トランプを左手で縦長に持つ
  2. 右手の親指と中指、または薬指もつかった3本で、下の方のカードを何枚か取り出す
  3. それを一番上に持ってくる
  4. そのうちの下の方のカードの何枚かを、上に持ってくる
  5. それを繰り返す

右手でカードを切るときに手首と手首を合わせるようにして、右手のひらを上向きにするやり方を、ジャパニーズヒンドゥーシャッフルというそうです。

私は、両手を上向きにしてシャッフルする人は、あまり見たことはないのですが、外国の方はそのように認識していらっしゃるのかもしれませんね。

 

オーバーハンドシャッフル

  1. トランプを右手で横長に持つ
  2. トランプを傾け左手の親指を1番上のカードに当てる
  3. それと同時に右手を上に持ち上げ、左手の親指でカードを滑らせ、左手に移す
  4. 3を繰り返す

これは、海外では主流のシャッフルの仕方です。手の大きさが日本人より大きいので、トランプを無理なく横長に持てるそうです。

 

リフルシャッフル

これが多くの種類の中で、1番しっかり混ぜることができるシャッフルと言われています。

  1. トランプを2つに均等に分ける
  2. テーブルに、2つの山を横長にそろえておく
  3. その山を少しずらしてハの字型にすると短い辺がVの字になる
  4. その手前の角の内側に親指、短い辺の端中央部に人差し指を置く
  5. 人差し指で中央をしっかり押さえ、親指で角を少し持ち上げて1枚ずつ下に弾いて落とす
  6. その時に左右のカードの角がかみ合うようにする
  7. 落とし終わったら、2つの山を1つになるよう押して重ねる
  8. 重ねづらいときはカードを弓なりにして戻すと重なる
  9. これを繰り返す

リフルというのはパラパラと落ちるという意味だそうです。言葉の通り、トランプの角の部分を1枚ずつ重ね合わせて落としていくのです。

それを1まとまりにするわけですね。説明ではテーブルに置くやり方ですが、慣れた人はテーブルがなくても空中でも指で支えてやってしまいます。

見ている人はきっとすごいと思うことでしょうね。シャッフルはカードマジックにも使うので、パフォーマンスとしては見ごたえのあるものになるでしょう。

また、重ねるとき親指で少し持ち上げますが、持ち上げすぎるとカードの模様がわかってしまうので、なるべくテーブルから離さないことがポイントです。

 

ディールシャッフル

  1. トランプを5~6か所に1枚ずつ配る
  2. 同じように配って山を作る
  3. 配り終わったら1つにまとめる

このやり方は配って山を作るだけなので、特に技術はいりません。トランプを傷めることもありません。ただ、難点は時間がかかることです。

 

 

トランプのシャッフルが混ざらないことはある?

シャッフルは混ぜるためにするのに、混ざらないシャッフルなんてあるんでしょうか?

これはフォールスシャッフルと呼ばれていて、シャッフルしたと見せかけて実は全然混ざらないシャッフルの仕方があるんです。

カジノだったらいかさまですが、トランプのマジックだったらとても盛り上がりますよね。

フォールスシャッフルとフォールスカットを組み合わせて見せられると、本当にわからなくなってしまいます。

 

プッシュスルーシャッフル

リフルシャッフルで混ぜたと思いこませて全く混ざらないシャッフルの仕方です。

トランプマジックで使う場合や練習の場合は模様別に数字を並べておいた方が、混ざっていないことがよくわかるのでいいと思います。

  1. リフルシャッフルと同じように2つに分けるが、下を多め、上を少なめに分ける
  2. 上の山を左、下の山を右に、ハの字にセットする
  3. リフルシャッフルと同様、山の角を少し重ねてはじきながらトランプを組み合わせるが、最初右の方を数枚多めに落とし、最後も右を上に重ねる
  4. ハの字型をそのままクロスさせて奥の方に押し込む
  5. 半分くらい重なったらカードを平行な状態にする
  6. 中央が厚く重なり、左右ははみ出た状態で薄くなっているはず
  7. ハの字を押すように押し込んだ、その逆の方向、外から手前に向かってvの字の方向に押す。両手の薬指をカードの角に当て斜めに力を加えるとよい
  8. xの形になるまでカードを押し込み平行にする。手前の角を平行にするよう意識し引っ張るようにするとよい。カードの端をずれた状態にしておく
  9. 右の山が左に、左の山が右に移動したことになる
  10. 右の方が上の山になるので、引き抜いて上に重ねる

最後の、カードを引き抜くときに摩擦でくっついてしまい、うまく引き抜けないことがあるので、平行にしたときに弾いてリフルすると引き抜きやすくなります。

これは平行にしたときに、少しずらすのがポイントですが、トランプマジックの場合、前から見た時にずれているのがわかるとちょっと違和感がありますよね。

それで、薬指と小指でうまく隠してずれているのがわからないようにします。

最後に山を重ねるとき、2回に分けて重ねるとさらにトリッキーになります。

上に山を重ねるとき、下半分を抜き取り、上半分を下の山にずらして置きます。その上に抜き取った山を重ね、ずらした分を上に重ねるようにするのです。

文で書くとわかりにくいかもしれませんが、実際はカードの順番は全く変わっておらず、シャッフルしているように見えても混ざらないのです。

 

ザローシャッフル

これもリフルシャッフルに見せかけたトリックです。

  1. まとめたカードの1番上のカードを抑えたまま、2番目のカードから下を4割くらい引き抜く。ここで上のカードを残していると思わせないようにする
  2. リフルシャッフルをするように角を重ねてはじいていくが、最初の数枚はそのまま落とし、引き抜いた方と同量くらいで同じようにリフルする
  3. 最後は1番目のカードを上に置く
  4. カードの山を重ねる時に2番目のカードを1番目の下に押し込み、傾けて重なりを外し、1番目のカードの下にすべてのカードを押し込むようにする
  5. これで分けたものをもとの位置に戻したことになる
  6. カードを整えて、混ざっていないことを確認する

種明かしをするとな~んだということになりますが、滑らかな動作でやられるとトリックとはわかりません。

 

 

まとめ

  • トランプをシャッフルする機械は、カジノではいかさま防止のためにつかわれている。
  • 1枚ずつ配る道具もある。
  • シャッフルの種類は多数あり、代表的なものに、ヒンドゥーシャッフル、オーバーハンドシャッフル、リフルシャッフル、ディールシャッフルなどがある。
  • トランプのマジックでは、混ざらないフォールスシャッフルがある。
  • フォールスシャッフルには、プッシュスルーシャッフルやザローシャッフルがある。

シャッフルする機械があることに驚きましたが、それはちゃんと理由があるんですね。

おそらくこれからも、私にはカジノは縁のない話だと思います。でも、トランプのマジックはぜひ挑戦してみたいと思います。

混ざらないシャッフルは、何度も練習することによって完成度の高いマジックができそうですね。身につけておくと盛り上がるパフォーマンスだと思います。

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