1日の終わりにお風呂にゆったり浸かる時、「あ~日本人でよかったなぁ」と思う瞬間の1つではないですか?冬の寒い日ならなおさらですね。
そんなお風呂、入浴方法によってはダイエット効果や美肌効果、そして睡眠の質をあげてくれるというから驚きです。
40度よりもっと熱いお風呂でないと、寒いから湯冷めしちゃうわ
寒い日には40度以上のお湯にしたいなぁ
お風呂の温度は好みもあると思いますが、40度よりもっと熱いお湯に入れば身体の芯まであったまるというのは勘違いだという情報も。
少々不眠ぎみの最近の私は、お風呂の入浴方法で睡眠の質があがるという事にとても興味があります。
睡眠の質を上げたいと思うあなたにぜひ参考にして欲しい内容になっていますので、最後まで読んでいってくださいね!
お風呂の40度は寒い?!快適な入浴法とは?
あなたは毎日何度のお風呂に入っていますか?
身体に負担をかけずに、ゆっくり入れる温度は40度が適温だという研究結果があるのです。
42度などの熱いお湯が好きなあなたには悲報かもしれませんが、お風呂のお湯が熱ければ熱いだけ身体が温まるという事ではないようです。
お風呂のお湯の温度と体温のメカニズによる研究結果によると、人間の身体は体温を一定に保とうとする働きがあるそう。
なので、急激に熱くすると体温は一瞬上がりますが、その後急速に体温を下げようとするので、逆に温まりは長続きしないそうですよ。
リラックスした入浴で1日の疲れを癒そう
1日の疲れを癒すのに最適な入浴方法をご紹介します♪
- 40度のお湯で10分間、肩までつかる
- ずっと入っているのがつらい時は、適度に休みつつ40度のお湯で合計10分間を心がける
- 入浴前にコップ1、2杯の水分を採っておく
- 入浴中はなるたけリラックスを心がける(音楽、キャンドル、アロマオイルなどがおすすめ)
実は1番良い入浴方法は、あなたのその日の体調や、年齢、体型によっても大きく異なるそうです。
大切なのは、「体と対話しながら入浴する」ということ。これらを参考に、気持ちの良い入浴タイムを楽しみましょう。
お風呂に入る時に注意したいこと
特に冬場は、入浴事故が急増するので注意しましょう
恐ろしいことに、年間で交通事故の約2倍もの人命を奪うというデータがある入浴事故。
対策などを確認して、安心安全に入れるお風呂環境にしていきましょう!
- 42度以上のお湯にしない
- 脱衣所・お風呂の中を事前に温めて、寒暖差をできるだけなくす
- 40度以上で30分以上の長湯はしないようにする
- 入浴前に1杯の水を飲む
- いきなり湯船に入らない
- 65歳以上の高齢者や、疾患のある人は特に注意が必要
加齢に伴い体の温度に対する感覚が鈍くなっているため、高齢者は特に注意する必要があります。
体感を重視するのではなく、温度を基準に考えるのが重要だそう。水温計を使って温度を測るのが1番安心ですね。
冬場に特に注意したいのが、お風呂と脱衣所との寒暖差です。それにより、ヒートショックに陥ってしまうのだそう。
ヒートショックというのは、寒暖差によって急激に血圧が変化し、心臓や血管に疾患が起きる恐ろしい現象です。
最悪の場合は心筋梗塞や脳卒中になり、命を落とすほど危険なものなので注意しましょう。
また、額から汗がダラダラと流れるほどの入浴は「入浴疲労」を起こしている状態なので、特に高齢者は注意しましょうね。
お風呂を40度でダイエット効果が得られる?!
ダイエットに有効なのは、半身浴でしょ?
よく半身浴はダイエットに効果がある!と聞きますよね。しかし、実はそうでもないようなのです。
その理由は、半身浴により出る汗は体内から出るのではなく、外から熱をもらって出る汗なので、運動している汗とは違い、ダイエット効果は期待できないそう。
特に、37~38度のぬるめの温度は、胃腸の調子が活発になり、食欲がわいてしまい、ダイエットには逆効果なんだとか。
てっきり半身浴をすると汗が大量にでるので、それでカロリーを消費していると思っていました(汗)
そこで、ダイエットに最適な入浴方法を調査し、まとめてみました!
ダイエット効果のあるお風呂の入浴方法
- 40度~41度のお湯に10~15分ほど入浴する
- 鎖骨周りにはリンパ節がたくさんあるため、肩までしっかり浸かる
- 足首を回したり伸ばしたり、肩を上げ下げするなどのストレッチをする
- 炭酸ガス系の入浴剤を入れる
- 正座浴をする(足のむくみ解消効果あり)
- スクラブでの全身マッサージをする
さらに効果を高めれる高温反復入浴法
高温反復入浴法とは、短い時間で熱いお湯の中に入ったり出たりを繰り返す入浴方法のことです。
交感神経を活性化して心拍数や呼吸回数を上げ、効率的なお風呂ダイエットとして注目されているやり方です。
この入浴法は、1度の入浴ででウォーキング1時間やジョギング30分と同じ約300kcalを消費するそう。
また、40度以上と湯温が高いので交感神経が優位になることで、空腹を感じにくくなるというメリットも見込めます。
体が温まり血流がスムーズになると便秘や肩コリ、腰痛の緩和やむくみにも効果的だとか。便秘が解消すれば美肌にもつながって、いいことずくめ♪
さっそくそのやり方をご説明します。
- 汗をかきにくい人は、お風呂の前に温かい飲み物を飲んだり、発汗効果のある入浴剤を入れるのがおすすめ
- 少しぬるめのシャワーを足から徐々にかけ、全身を温める
- 40度~42度のお湯に1分ほど、胸あたりまで浸かる→それから肩までつかり4分
- 浴槽の外に出て5分ほど休憩。その間に髪などを洗う
- 再び肩まで浸かって3分程全身浴。身体の芯から温めデトックス
- 湯船から出て、5分ほど休憩
- 最後に2~3分全身浴
簡単なやり方ですが身体への負担が大きいため、妊婦さんや貧血・高血圧などの疾患のある場合にはおすすめできません。水分補給は忘れずに行いましょうね。
お風呂は40度で睡眠の質がグッとUP!
不眠気味だから、睡眠の質をあげたいなぁ
お風呂に入ると疲労回復できたと思う一番の理由は、睡眠の質が上がるからなのだそう。
入浴するとしないとでは、その後の睡眠の質に大きな差があることが実験結果を通して証明されています。
入浴して体温が上昇し、その後お風呂から出て体温が下がっていくと眠気がきますよね。
そうやってスムーズに睡眠に入ると睡眠の質が高まるよう、人間の体はうまくできているのです。
睡眠の質を高める入浴方法
さらに詳しく、睡眠の質を高める入浴方法をチェックしていきましょう!
- 40度のお風呂に入る前に水分補給をし、軽くストレッチをする
- 浴室の電気を消し、脱衣所の照明だけでお風呂に入る
- 40度のお湯につかりながら首やデコルテにオイルを塗り、リンパマッサージをしてリラックスする
- 全身を脱力し、口も開けて浮力を感じる
- 出る時は、浴室で軽く身体をふき、全身をオイルマッサージする
- 下着をつけ、冷えないようにゆったりとした靴下もはく
- 目を閉じ、揺れながらドライヤーで髪の毛を乾かす
- 入浴後、1時間後にはベッドに行き眠る
睡眠の質を高めるには、入浴中だけではなく、入浴前さらには入浴後の行動も大事なのですね。
浴室の明かりは、割と強い光です。睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンを増やすために強い光は天敵なのだそう。
可能ならば、キャンドルを灯してお風呂に入るなんていう日があるのも素敵ですね。
長時間のPC作業やスマホの使用、仕事で緊張したりなど、あなたの肩周りも凝りがちではないですか?
オイルはお湯に溶けないので、首とデコルテに塗ってお風呂につかりながらマッサージするのは本当に気持ちが解けますよ。
お風呂上りの全身のオイルマッサージする際にも、凝っている部分などを入念にマッサージするなど、身体の状態を観察しながらマッサージしてみましょう。
ドライヤー時は目を閉じ、ゆらゆら揺れることで、癒し効果のあるアルファ波を分泌させるそうです。
40度のお湯で体の芯まで温まり、万全の状態で眠る準備をすれば、自律神経も整えられるので質の良い睡眠が取れて痩せやすい体質になれますよ♪
まとめ
- 40度のお風呂に入り、リラックスした入浴をしよう
- 特に寒い冬には、ヒートショックにならないよう気を付ける
- 40度のお風呂でダイエット効果が期待できる入浴法がある
- 40度のお風呂で睡眠の質を高めよう
身体が縮こまってしまう寒い季節には、じんわりと身体の芯までほぐしてくれるお風呂時間が何よりもの癒しです。
しかし私は、お風呂上りに家事の残りやスマホを見たりする時間がよくあるので、気を付けたいところです。
寒い季節だけでなく1年中入るお風呂だからこそ、正しい入浴方法を知れば日々の生活の質も向上することでしょう。ぜひお試しくださいね。
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