あなたは、コーヒーがお好きですか?好みの豆を見つけて、毎日挽きたて、淹れたてのコーヒーを飲むのは、楽しみですよね。
そんなコーヒー豆ですが、あなたは淹れた後の抽出カスをどのように処理し、活用していますか?
抽出カスは消臭剤として活用してる!
粉は肥料としても使い道があると聞いたよ。
そのまま捨ててしまうのはもったいない位、コーヒー豆の抽出カスはいろいろな事に利用できるんです。
コーヒー豆の抽出カスが、消臭剤や肥料作りに活用できることはご存知なのではないでしょうか?
今回は、コーヒー豆の抽出カスを入浴剤や除草剤としても再利用ができるという処理方法もご紹介していきます。
少し手間のかかる抽出カスの処理方法から、処理せず再利用する使い道まで盛り沢山ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コーヒー豆の抽出カスの処理方法を紹介!
コーヒー豆の抽出カスはどうやって処理したらいいの?
コーヒー豆の抽出カスを活用するためには、どのように処理をしたらいいのか気になりますよね。
コーヒー豆の抽出カスは、そのままでも消臭剤として使用する事は可能ですが、乾燥させる事でさらに有効的に活用する事ができるんです!
毎回捨てるのももったいないので、乾燥させるだけで再利用できるのなら嬉しいですよね!
気になる乾燥方法ですが、3種類の方法があるので1つずつご紹介しますね。
天日干し
新聞紙などにコーヒー豆の抽出カスを広げ、乾くまで干しておきます。
干している間に2~3回ほど、ざっくりと粉を混ぜましょう。
休日の天気のいい日に外で作業するのは、いいリフレッシュになりそう♪
天日干しは、処理としても簡単ですし、気分転換にもなるのが嬉しいですよね!
お休みの日に挑戦してみるのがオススメです。お子様と一緒にやってみるのも楽しそうですね♪
電子レンジで加熱
コーヒー豆の抽出カスをお皿に広げ、レンジで加熱します。
約20gに対し、600wで3~4分程。様子を見ながら調整してみてください。
コーヒー豆の抽出カスには消臭効果もあるので、電子レンジで加熱し乾燥させる事で、電子レンジの消臭もできて一石二鳥ですね。
電子レンジの匂いもとれるなんていいわね!
抽出カスの処理中にも、活用ができるなんて嬉しいですね。
私は、簡単で消臭もできるこの処理方法でよく行ってます。
煎る
フライパンや鍋で煎る事で、抽出カスを乾燥させることができますよ。
コツは、弱火で粉を焦がさないようにゆっくり煎るのが大切です。
「焦がさないように」が重要です!大事なので2回言いました。(笑)
フライパンや鍋で煎るのは、少し難易度が高そうですよね。
お料理が得意な場合は良いかもしれませんが、お料理苦手組は大変かもしれませんね。
私の一番のオススメは、先ほども実践しているとお伝えしましたが電子レンジで加熱です。
電子レンジは、普段いろいろな物を温めるので、それらが混ざったにおいがする事も多いのではないでしょうか?
電子レンジで加熱する事で消臭ができるのは、凄く嬉しいですね。処理の工程や時間が短くて簡単なのも嬉しいです!
コーヒー豆の抽出カスの使い道は?王道2つを紹介!!
コーヒー豆の抽出カスを乾燥させたのは良いけど使い道が分からない!
乾燥させたコーヒー豆の抽出カスの使い道ですが、いろいろな所で大活躍してくれますよ。
ここでは、乾燥させたコーヒー豆の抽出カスの王道な使い道をご紹介していきます!
あなたにとってお気に入りの方法があれば、ぜひ試してみてくださいね。
消臭剤
まずは消臭剤です。使う前の準備としては、乾燥させるだけなのでとてもお手軽ですね。
容器に乾燥させたコーヒー豆の抽出カスを入れておくだけです!
靴箱に置いておけば、吸湿効果もあるので、湿気対策としても有効的ですよ。
また、タバコの吸い殻や灰の匂いも、灰皿に入れておけばかなり激減されるようなので嬉しいですね。
お気に入りの入れ物にコーヒー豆の抽出カスを入れて、インテリアとして活用する事もできます。
ほかにも、茶こしの子袋や靴下などに入れて使用するのもおすすめですよ。
市販の消臭剤は見た目が好みじゃないけど、この方法なら好きな入れ物を選べるから嬉しいね。
コーヒー豆の抽出カスをお消臭剤として使用する一番のメリットは、活性炭よりも消臭力があるそうです。
わざわざ活性炭などの消臭効果のあるものを買わなくても、毎日飲むコーヒーの抽出カスで消臭効果が期待できるのなら嬉しいですね!
冷蔵庫や下駄箱などに活性炭を使用されている方も多いと思いますが、捨ててしまう前に一度試してみてはいかがでしょうか。
肥料
コーヒー豆の抽出カスは植物の肥料としても利用できます。
なぜ、コーヒー豆が肥料になるの?
コーヒーの表面は、多くの気功がある「多孔質」という構造になっています。
この多孔質が、水分や匂いを吸着し土壌を整える役割を果たしてくれることで、肥料の役割を果たしてくれるのだそうです。
肥料の作り方の注意点ですが、そのまま土壌に混ぜてはいけません。
やり方をご紹介するので是非、参考にしてみてください。
<材料>
- 段ボール
- 新聞
- 腐葉土
<手順>
- 段ボールの底と側面に新聞を広げる
- 1に腐葉土7割と、コーヒー豆の抽出カスを入れ混ぜる(この時に残飯なども一緒に入れる事もできる)
- 毎日混ぜて、空気をいれる
- 触れた時に温かみがあれば完成!
この肥料は、少し時間はかかりますが大体3~4ヶ月程で完成します。
少し手間ですが、自分で肥料を作って植物や野菜など育てるのも楽しそうですね!
コーヒー豆の抽出カスを再利用!湿ったままでもいい?
コーヒー豆の抽出カスを乾燥させるのは少し手間だなと思ってしまいますよね。
そんなコーヒー豆の抽出カスですが、湿ったままでも再利用できますよ!
まず、湿っているコーヒー豆の抽出カスに期待できる効果が下記の5つです。
- 消臭
- 油の吸着
- 除草
- 虫よけ
- 入浴剤
こんな効果が期待できるなんて嬉しいですよね!意外でした!
ではさっそく、乾燥させずに湿ったままでもできるコーヒー豆の抽出カスの再利用方法をご紹介していきます!
消臭剤
先ほども消臭剤をご紹介しましたが、湿ったコーヒー豆の抽出カスはトイレの消臭剤に最適です。
なぜ、トイレには湿ったままなんだ?
実は、アンモニアは水に溶けやすいので、湿ったコーヒー豆の抽出カスに含まれた水分に結合しやすく、匂いをとりやすいのです。
コーヒー豆の抽出カスには水分を多く含むので、トイレなどのアンモニア臭が強い所の消臭におすすめですよ!
油汚れの掃除
魚を焼いた後のグリルや、炒め物をした後のフライパンなど、お料理に油汚れは付き物ですよね。
料理をした後の油汚れは本当に面倒くさいよね。ベトベトするし…。
そんな油汚れにも、コーヒー豆の抽出カスは使用できます!
湿ったままのコーヒーの抽出カスをふりかけると油を吸着してくれるので、洗うのがとても楽になりますよ。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
除草
肥料にする時は乾燥させなくてはいけませんが、除草目的の場合はそのまま撒くだけで大丈夫です。
肥料にもなるのに除草もできるの?
肥料にもなって除草もできるなんて、矛盾しているんじゃないかと思いますよね。
コーヒー豆の抽出カスには、植物の育成を阻害する「ポリフェノール」「カフェイン」という成分が含まれているのです。
植物を枯らす効果はありませんが、植物の成長を抑制する効果があります。
ただ、湿ったまま使用するときは、カビないように注意しておいてください!
この方法だと費用も安く済みますし、薬品を使いたくないあなたにはオススメですね。
虫よけ
植物の育成を阻害するだけではなく、コーヒーの香りは、蚊やアリ、ナメクジ、カタツムリが嫌う香りでもあるんです。
虫問題は一年中ついてまわるけど、虫よけ剤は意外とちょっと高いからいいわね。
だからといって、むやみに畑には撒かないでくださいね。
先程もご紹介したように、コーヒー豆の抽出カスには植物の成長を抑制する効果があります。
むやみに撒きすぎるとせっかく育てた植物まで育たなくなってしまうので、注意が必要です。
入浴剤
あなたは「コーヒー風呂」に入った事はありますか?
時々、お風呂屋さんでもコーヒー風呂を見かけますが、おうちでも簡単に楽しめちゃいます。
やり方はとっても簡単で、コーヒー豆の抽出カスを茶こしの子袋にいれてお風呂に入れる。これだけです。
この時に注意が必要なのが、コーヒー豆の抽出カスが袋から出てしまうと後片付けが大変です。
そのため、私はコーヒー風呂を家でするときは、茶こしの袋を二重にして使用するのがおすすめです。
肝心の入浴剤としての効能は、リラックス効果・疲労回復・美肌効果の3つが期待できるそうですよ。
コーヒー豆の抽出カスをアイデア次第でほかにも活用!
コーヒー豆の抽出カスのいろいろな活用方法をご紹介しましたが、ほかにも活用できるアイデアがありますよ!
コーヒー豆の抽出カスは、食べる事もできるというのはご存じでしょうか。
え。食べるってまずそう。アイデア次第で何とか食べられるの?
コーヒー豆の抽出カスを食べるってどうやって?
いきなりコーヒーの抽出カスを食べれるなんて言われてもびっくりですよね。
そのまま食べてしまうともちろん美味しくはないです。ただ、苦くて粉っぽいだけです。
早速、コーヒー豆の抽出カスの食べ方のアイデアをご紹介しますね。
まず、初めに味が想像しやすいスイーツです。
クッキーやパウンドケーキ、チーズケーキなど甘いものが好きな人には気になるラインナップですね。
作り方は、紅茶クッキーや紅茶ケーキなどと同じ要領でつくれます。コーヒーケーキですね!
以前カフェに行ったときに、コーヒーケーキを食べてみましたが、ほのかに香って美味しかったですよ♪
そして、ほかにもアイデアとして、ちょっと意外なものも。少し手間暇がかかりますが、オススメなお料理は燻製です。
コーヒー豆の抽出カスを燻製に使用するなんて、意外ではないですか?私は驚きました。
燻製する際に必要なものは、コーヒー豆の抽出カスと茶がらです。
私は、燻製はまだ試した事がないのですが、スイーツはとても美味しかったですよ!
まとめ
- コーヒー豆の抽出カスは消臭剤として処理ができ、とても優秀
- 油汚れの掃除にもとても効果がある
- 除草・肥料・虫よけとしても有効活用できる
- コーヒー豆の抽出カスはスイーツや燻製に使用して食べることができる
今まで、ごみとして処理してしまっていたコーヒー豆の抽出カスですが、消臭や掃除、お料理にも活用できるようですね。
私は、よくコーヒー豆の抽出カスを消臭剤として処理していましたが、今度の休日は肥料作りでもしてみたいなと思います!
ぜひあなたも少し手間がかかりますが、コーヒー豆の抽出カスを使って、お料理や肥料作りなど挑戦してみてくださいね。
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