賃貸で二重窓をdiyして防音対策?!簡単に作るおすすめ方法もご紹介!

賃貸で二重窓をdiyして防音対策? 暮らし

あなたは知っていましたか?賃貸の部屋で1番防音性が低いのが窓だということを。

物件によっては隙間があるため音が通りやすく、車の走行音や外からの人の話し声、風の音などが家の中まで聞こえることがあるそうです。

そんな時におすすめしたいのが、二重窓をdiyする方法です。

賃貸で二重窓をdiyなんてできるの?

二重窓をdiyして防音対策できるなら嬉しいわ。

diyする二重窓とは、既存の窓はそのままで、二重になるように室内側に取り付ける窓のことを言います。

今回は、できるだけ簡単に二重窓が作れるdiy方法をご紹介するので、diy初心者のあなたもチャレンジできるはずですよ。

その他にも、diy二重窓のメリット、デメリットの紹介もしていくので参考にしていただければと思います♪

 

 

賃貸で二重窓をdiyして防音性を高めよう!

賃貸で二重窓をdiyして防音対策?

私も長いこと賃貸暮らしですが、窓を閉め切っていても、人の話し声や救急車の音など割とクリアに聞こえてきます。

外の音によって、お昼寝中の我が子を起こしてしまうのが、賃貸暮らしの小さな私の悩みなのです。

賃貸でも二重窓を作れば、防音性が高まるのなら、ぜひチャレンジしてみたいところです!

まずは、賃貸で二重窓をdiyするメリット、デメリットを確認していきましょう!

 

メリット

  • リフォーム会社に依頼すると大体1窓2~3万円かかるので、diyならかなり節約になる
  • 多少の防音効果が高まり、安心した日常を過ごせる
  • 防寒対策になる
  • 断熱効果も期待できる
  • 結露が減る
  • 光熱費が節約できる
  • 多少の防犯防止対策になる
  • 家具などの日焼け防止にも期待できる

 

デメリット

  • ある程度の手間暇がかかる
  • ある程度の値段がする
  • 掃除が少々やりにくくなる
  • 簡易的なので、長年使うには耐久性に乏しい
  • diyレベルの二重窓だと防音効果は正直薄い
  • 原状回復の際、戻す手間がある

メリット、デメリットありますが、二重窓ができることにより、生活の質が上がるのなら損はないでしょう。

 

 

賃貸で二重窓をdiyする大きい窓編

賃貸で二重窓をdiyして防音対策?

賃貸の窓は壁やドア天井に比べると厚みが少ないので防音性だけでなく、外の冷気や暑さもダイレクトに伝わってくるのも辛いところ。

リビングにある大きな窓からの冬の冷気は、耐え難いものがありますよね。

diyした二重窓で効果なんてあるの?

diyと聞くと、どうしても簡易的なイメージがありますが、diyした二重窓を部屋に取り付けると電気代が約30%もダウンするという報告もあるのです!

さらには、寒い季節での窓際温度は約8℃も暖かくなるという嬉しい情報も。

ホームセンターで必要な材料を少しそろえるだけで、賃貸用の二重窓をdiyすることができちゃいますよ。

ここからは、賃貸の大きい窓(引き違いタイプ)での二重窓をdiyする方法を紹介していきます。

もとの窓枠にレールを取り付けて内窓を差し込むだけなので、退去時には簡単に取り外すことができ、簡単に原状回復できる方法です。

 

賃貸の大きい窓に中空ポリカで二重窓をdiy

今回ご紹介するのは、中空ポリカーボネート板(通称プラダン)と呼ばれている素材を使い、スライド式の二重窓にdiyする方法です。

ガラスよりも軽くて丈夫、更に中空ポリカーボネート板自体が空気層を持つので、二重窓に利用すれば断熱効果や防音効果も期待できますよ。

まずは、二重窓にする内窓をdiyで設置するための確認しておくことがあるのでチェックしていきましょう。

 

事前確認事項と作り方

1.内窓が設置できる幅があるか確認する
スライド式の内窓を取り付けるので、窓枠にレールの幅以上の奥行があるか確認しましょう。

目安はレールの幅の倍である34mm以上の奥行です。これだけあれば、サッシの鍵の開け閉めも問題ないでしょう。

2.窓枠のサイズを測る

窓枠に取り付ける内窓のサイズを確認するために、窓枠の上下左右を測りましょう。ガラス窓のサイズではなく、窓枠を含めたサイズなので注意しましょうね。

お待たせしました!賃貸での二重窓のdiy方法を見ていきましょう。

〈用意する道具と材料〉

  • メジャー
  • カッターナイフ
  • ハサミ
  • セロハンテープ
  • 両面テープ
  • マスキングテープ
  • 中空ポリカーボネート板(厚さ4mm、サイズは自宅の窓枠のサイズ×2枚)
  • レール(窓の横寸法の長さ×2本)
  • カブセ(コの字の断面のプラスチック製、中空ポリカーボネート板の外縁部にはめる。長さ:窓の縦寸法×4本)

総額は、ホームセンターで6,000円程度で用意できるでしょう。

〈作り方〉

  1. それぞれの材料を、窓枠の長さに合わせてカッターでカットします。
  2. 二重窓を設置する位置の窓枠にマスキングテープで印をつけ、レール取り付ける。上下のレール、横カバーの順番で両面テープでしっかりと取り付けます。
  3. カッターやハサミを使い、中空ポリカーボネート板を二重窓のサイズに切っていきます。
  4. 切断した後、中空部分の断面は構造的に弱くなるので、セロハンテープを貼って補強します。
  5. セロハンテープで補強した上から、カブセと呼ばれる部材を両サイドに取り付けます。
  6. カブセをつけたポリカーボネート板を、レールに差し込み完成!

大きい窓での二重窓なので、材料などを準備するのも、それなりに大変かと思いますが、大きい窓だからこそ、取り付けた後の効果を大きく実感できるでしょう。

 

 

賃貸の二重窓はdiyキットにお任せを!

賃貸で二重窓をdiyして防音対策?

もっと手軽に賃貸でdiyしたい!というのなら、キットで販売されているものをおすすめします。

おすすめの二重窓diyキットは、アクリルサンデー株式会社から発売されている「エコな簡易内窓」という商品です。

こちらのキットも両面テープでの簡易的なものなので、賃貸での退去時にも安心ですね。

〈サイズ〉

Sサイズ:窓枠【W90×H90cm】以内(面材付)
Mサイズ:窓枠【W180×H90cm】以内(面材付)
Lサイズ:窓枠【W180×H140cm】以内(面材付)
LLサイズ:窓枠【W180×H180cm】以内(面材付)
ロングサイズ:【W210×H220cm】以内(面材別売)

サイズはこの5種類あり、色はホワイトとブラウンの2色展開です。

〈キットに含まれているもの〉

・専用面材(中空ポリカーボネート板/クリア3mm)サイズの物×2枚
・上レール(塩ビニル製) 1800mm×1本
・下レール(塩ビニル製) 1800mm×1本
・横カバー(塩ビニル製) 900mm×2本
・フレーム取手付き(塩ビニル製) 900mm×4本
・フレーム(塩ビニル製) 900mm×4本
・金鋸(のこぎり)×1本
・両面テープ×1巻
・タッピングねじ×3個
・取付説明書

〈用意するもの〉

・作業用手袋
・作業用ゴーグル
・メジャー
・鉛筆、ボールペン、マジックなど
・定規
・カッターナイフ
・プラスドライバー(タッピングねじ止め時に使用)
・ヤスリ
・ゴムハンマー

ロングサイズには面材である、中空ポリカーボネート板が付属されていないようです。

また、ロングサイズは通販サイトなどで取り扱いがあまりないようなので、購入を検討の際には会社に問い合わせてみましょう。

アマゾンや楽天で購入できますが、相場がサイトによりかなり違うようでした。

大体ですが、Sサイズで7000円前後、Lサイズで15000円前後という感じです。

もし近くにコメリなどのホームセンターがあれば、そこでの購入するほうが確実にお値打ちですよ。

必要なものがほぼ全て入っている二重窓のキット、かなり時短と手間が省けそうですね!

説明書通りに作っていけば、半日もあればできてしまうそうです。

「二重窓のdiyはハードルが高いな」と思っている賃貸住まいのあなたでも、これなら気合を入れて作るぞ!と思えるのでは?

 

 

まとめ

賃貸で二重窓をdiyして防音対策?

  • 賃貸で二重窓をdiyすれば、多少の防音効果が期待できる
  • 賃貸で二重窓をdiyする前に、メリットとデメリットを知ろう
  • 賃貸の窓で二重窓をdiyすると防寒対策がかなり期待できる
  • 賃貸で二重窓をdiyするなら、キットを購入すれば手間が少ない

賃貸で防音効果を高めるのに、二重窓を作れるという事実にあなたは驚いたのではないでしょうか。

防音効果の他にも、防寒対策や節電、結露が減るなどの多くのメリットがある二重窓。

簡易とはいえど、しっかり働いてくれる二重窓なので、作ってみる価値がありそうです。

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