私には2人、2歳違いの子どもがいます。乳幼児の子どもを2人同時に抱っこするにはどうするのがいいのか、悩んだことがあります。
主人がいない中、病院に乳幼児期の2人を連れていかないといけないことがあったのですが、私は1人用の抱っこ紐で2人を抱えて病院へ…。
意外といけるかも♪なんて思ったのも束の間、2人の同時抱っこはかなり大変だったんです。
そんな思い出もあり、双子のお子さんを持つ人は同時抱っこをする場合どうするのか、抱っこ紐には1人用を使っているのか2人用を使っているのかなど疑問が出てきました!
そこで、今回は双子のお子さんを持つ人は、抱っこ紐の購入などどうするのかについて調べてみました♪
これから双子が生まれるあなたや、私のように気になっているあなたの参考になれば幸いです。
双子の場合抱っこ紐はどうする?1人用が主流!?
双子を同時に抱っこするときの抱っこ紐ってどうするのがいい?
抱っこ紐など、双子を同時に抱っこするには、どうするといいのか気になりますよね。
双子を同時に抱っこ(もしくはおんぶ&抱っこ)するには、主に2つの方法があります。
- 双子用専用の抱っこ紐を用意する
- 1人用の抱っこ紐を2つ用意する
調べてみて驚いたのですが、双子のお子さんを持つ方の多くが、1人用の抱っこ紐を2つ用意するという方法をとっているようです。
双子用の抱っこ紐を用意した方がコスパ的にもよさそうだと思っていた私は、驚きました。
詳しくはこの後で詳しくお話しますが、どちらの抱っこ紐を使用した場合もメリットとデメリットがあります。
抱っこ紐をどうするかは、記事を参考にしながら、あなたの育児スタイルに合う方法を選んでくださいね。
双子の抱っこ紐は2つ1人用があればいい?
結局、双子には1人用の抱っこ紐を2つ用意するのがいいの?
双子のお子さんを持つ方の意見からすると、1人用を2つではなく双子用の抱っこ紐を用意しておくのがおすすめです。
双子用抱っこ紐はあまり使わないだろうと思っていたけど、場所や、周囲の状況で1人用を2つ使用するのは大変だったという声がありました。
双子専用抱っこ紐にすればよかったと後悔する声も多いようです。
ただし、双子用抱っこ紐は使える期間が短いわりにかなりいいお値段がします。そのお値段はなんと3万前後!
ただでさえ支出が大きいのに、抱っこ紐に3万円前後の支払うのはためらってしまいますよね。
しかし、2人の大切な赤ちゃんを同時に抱っこやおんぶするのですから、普通の抱っこ紐に比べて耐荷重もしっかり作られています。その分、お値段が張るのは当然の原理ですね。
「仕方のない必要経費」とポンと用意できるご家庭は、悩まずに用意することをおすすめします。
双子用抱っこ紐のメリット
双子用の抱っこ紐がおすすめしていましたが、メリットやデメリットが気になりますよね。
そんなあなたに、双子用抱っこ紐のメリットから紹介していきますね!
<双子同時抱っこに特化して作られていて使い勝手がいい>
双子専用の抱っこ紐は、2人の赤ちゃんを同時に抱っこ(もしくは抱っこ&おんぶ)することに特化して作られていますから、その使いやすさはいうまでもありませんね!
1人用の抱っこ紐を2つ組み合わせて使った場合と比べ、その使いやすさは段違いです。
1人用抱っこ紐を使用した場合、2つ自分にセットすることで、それぞれの抱っこ紐の紐やほかの部分が緩んでしまったり、赤ちゃんの顔にその部分がぶつかったりすることもあります。
子どもは日々成長していくので、その緩衝具合も日々変わっていきます。安全性のためには、自分で日々チェックする必要がありますね。
<抱っこ紐の組み合わせにいろいろ悩まずに済む>
さきほどの部品や紐、子どもとの緩衝具合もそうですが、2種類の抱っこ紐を組み合わせた時の見た目も気になりますよね。
同じ色で揃えて購入しても、違うメーカーやラインの抱っこ紐であれば、違う色でなんだかチグハグ…。
専用の抱っこ紐であればトータルで揃えられているので、あれこれ悩まずに済むのではないでしょうか?
<分割できるタイプにするとさらに使いやすくなる>
双子専用の抱っこ紐の中には、分割してひとり用の抱っこ紐として使えるタイプもあり、おすすめです!
このようなタイプを選ぶことで、長く使えてコスパもよくなりますよ♪
<選択肢が少ない分、逆に選びやすい>
双子専用の抱っこ紐は、メーカーも種類もあまり多くありません。
たくさんの種類から選べることは魅力ですが、逆に育児経験がない場合は、選択肢が少ない方が選びやすく、悩まずに選択をすることができそうですね!
双子用抱っこ紐のデメリット
続けて、双子用抱っこ紐のデメリットをご紹介していきます!
<コスパが悪い>
お値段が高いのに、使用期間が短いのが最大のデメリットといえます。
双子専用抱っこ紐は、基本的には「双子を同時に抱っこする」ために作られたものです。
2人同時に抱っこやおんぶをするのは、せいぜい7カ月くらいまでだと思うので、その辺も考慮しておいた方が良いですね!
7カ月を過ぎてしまうと、物理的に2人の赤ちゃんを同時に抱っこするのが難しいのがその理由です。もちろん、パパママの体力や赤ちゃんの成長の個人差によるところもありますよ。
2人同時の抱っこはだいたい10キロくらいまで。頑張っても12キロ。それ以上だと重くて限界!
あるネット調査によると、多くのパパママがこのように答えていました。
私自身も、子ども達を移動や寝かしつけで日常的に抱っこしていたのは2歳(2歳児の平均体重12キロ)位まででした。
この12キロを2で割ると6キロになりますよね。これは6~7カ月の月齢の赤ちゃんに相当します。
ふたり同時に抱っこする、できるのはこのわずか半年あまりの期間だけということです。
その短い期間の間に、同時に抱っこしなければならない頻度が少ないようならもったいないと感じてしまいますよね。
そのため、多くの双子のお子さんを持つ方は、双子専用抱っこ紐ではなく、1人用の抱っこ紐を2つ用意する道を選ぶのでしょう。
<選択肢が少ない>
1人用の抱っこ紐は膨大な選択肢から選ぶことができますが、双子専用の抱っこ紐はあまり種類が多くありません。
たくさんの種類の中から楽しんで選びたいママには、ちょっと物足りないかもしれません。
1人用の抱っこ紐、双子用の抱っこ紐はそれぞれ上記のようなメリット、デメリットがありました!
お子さんへの抱っこ紐を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
双子用の抱っこ紐がおすすめな場合は?
1人用の抱っこ紐を2つ用意した方が良いのか、双子用の抱っこ紐を用意した方が良いのか悩みますよね。
どっちがいいか悩んだときは「ひとりで抱っこやおんぶをする機会が、生後半年の間にどのくらいありそうか」を考えてみるのがおすすめです。
ほかの育児用品についても同じことが言えますが、育児用品は月齢に応じて対応範囲が決まっています。
悩んで買うタイミングを逃し、「やっぱり買えばよかった」「でも今から買ってもあと少ししか使えない」となってはせっかくのお助けアイテムの力を借りることができません。
ただでさえ、育児用品はお値段も張るものが多いですよね。
ある程度吟味した上で、必要な時期に必要なものを使えるように、思いきりも大切です。
抱っこ紐が必要になるシーンってどんな時でしょうか?私の経験ももとに考えてみました!
- ベビーカーなどではいけない場所(屋内)、段差の多い場所に行く時
- 二人の赤ちゃんが同時に泣き止まないとき
- その他、長時間の抱っこやおんぶが必要な時
こういった場所や状況の時に、基本的にひとりで対応しなければいけない場合は、双子専用抱っこ紐を用意するのがおすすめですよ。
最低でも1カ月健診、3カ月健診、6カ月健診の3回は、2人を連れて病院などにいく必要があります!
外に行くときは他の家族がたいてい一緒、など他の家族の協力体制が整っている場合は買わなくてもさほど後悔せずにすむでしょう。
逆に、基本的にはワンオペ育児予定で、ベビーカーが入れない場所に行く頻度が高そうな場合は、最初から用意しておくのがおすすめですよ!
双子の抱っこ紐はスリングタイプがいい!?
双子専用抱っこ紐についても同じですが、製品によって使える月齢や使い方も様さまざまです。
収納性の良さも大事な点ですよ。いくら「どんなに抱っこしても疲れない」製品でもかさばるなら、近くのお散歩には持っていきたくないですよね。
抱っこ紐にはいろいろな種類がありますが、大きくキャリータイプとスリングタイプという、2つのタイプに分けることができます。
どちらのタイプがいいのか気になりますよね。それぞれ紹介していきます。
キャリータイプ
まず、メインの抱っこ紐として最初に購入する人が多いのが、キャリータイプの抱っこ紐です。その特徴はなんといっても安定性と機能性です。
肩ベルトや腰ベルトがついていて、しっかり赤ちゃんを支えママの負担も軽減してくれます。両肩と腰で赤ちゃんを支えるため、負荷が分散するため長時間のお出かけにも安心ですよ。
私もこのキャリータイプの中から、大人気のエルゴを愛用していました。
初めての人でも簡単に装着でき、肩や腰痛に優しいというこの製品をネットでみつけ購入することにしました!
アルピニストの野口健さんが「娘さんをエルゴに載せておぶって登山する」というお話をしていたのも購入の決め手です♪
私の子どもに使っていた当時、まだエルゴは今ほど知られておらず、私の周りで持っているママを見たことがありませんでした。
付属品も含めて数万の抱っこ紐、周りの口コミも少なく、かなり勇気のいる買い物でしたが買って大正解でした。とにかく、肩と腰の負担が最低限で済みます!
装着も簡単で、初めて使う人でも難しくありません。多少高くても、絶対に後悔したくない抱っこ紐を買いたい場合には迷わずこれをおすすめします。
ただ、デメリットがあるとすれば使わないときの収納性の低さです。
ほかの多くのキャリータイプの抱っこ紐にも言えることですが、肩ベルトや腰ベルト、安全ベルトがしっかりついているものは、どうしてもかさばります。
赤ちゃんとのお出かけはただでさえ荷物が多くなるのでできるだけコンパクトに持ち歩きたいですよね。
スリングタイプ
2つ目の抱っこ紐、サブの抱っこ紐として購入する人が多いのがこのタイプの抱っこ紐です。その特徴はなんといっても、密着性と収納性。
ママと赤ちゃんの体を密着して包み込むため、赤ちゃんが安心して寝付きやすいのが大きな魅力です。
そして、基本的にシンプルなつくりのものが多い為軽くてとってもコンパクト。使わないときは折りたたんでしまえば、カバンの中も場所をとりません。
私は、ファムベリーのスリングを愛用していました。使うときだけさっと広げ、汎用性が高く、使わないときは小さくたためる。授乳時の目隠しにも使えて、かなりお気に入りでした。
新生児期から2歳までのかなり長い期間、大活躍してくれました。短時間のお出かけや、バギーが併用できる場所なら抱っこ紐はこのスリング一択でした。
ママの体形や子どもの成長に合わせて、使い方を変えていけるのも大きな魅力の一つです。
デメリットは負荷が片方の肩に集中してしまうことですね。
子どもの成長に従い、長時間スリングを使用することはかなり辛くなってきます。とはいえ、新生児から3歳位まで活躍してくれました♪
慣れてくるとおんぶもしていましたし、首が座るまではスリングの中で良く寝てくれましたよ。
ほかにもデメリットがあるとするならば、使用するには慣れが必要だということも挙げられます。子どもを他の家族に預けたいときにも気軽に頼めません。
実際、我が家では主人はスリングを使えませんでした。結局、主人はエルゴを購入するまでは腰を痛めながら抱っこ紐なしで抱っこをしていましたよ。
そしてスリングに慣れた私でも、生後半年を過ぎる頃から1時間で肩が限界に…。
スリングは、基本的に片方の肩でのみ赤ちゃんの体重を支えるので、ママへの体の負担はキャリータイプに比べるとどうしても大きくなってしまうかもしれませんね。
双子の抱っこ紐はレンタルもある!
大切なわが子を守るものだからちゃんとしたものをそろえてあげたいですが、使用期間も限られているものにあまりお金をかけたくないのも本音ですよね。
そんなあなたにおすすめしたいのは、育児用品をレンタルするサービスです!
育児用品のレンタルなんてあるんですね!レンタルがあるなら、上手くやれば、購入するよりも安く済ませることもできそうです!
抱っこ紐もレンタルとしてあるので、あなたに合った抱っこ紐やほかの用品を賢く探して、この時期の育児を楽しんでほしいと思います。
双子用の抱っこ紐はお値段が張るので、レンタルがあるのは嬉しいですね♪
子育ての大変さを身をもって知っているからこそ、双子育児や年子育児をしているパパママを見ると、おせっかいですが心配で応援したくなります。(笑)
少しの間だけでも抱っこを変わってあげたい、なんて思うことも…。子育て中はゆっくり食事も睡眠も入浴も、トイレですらいけないことも多いですよね。
多胎出産が増えていけば、もっと双子育児をしやすい用品、そしてそれをレンタルしてくれる環境が整っていくはずです。
双子育児にとって、子育てしやすい環境ができるといいですね♪
まとめ
- 双子を同時に抱っこするには、双子用抱っこ紐か1人用抱っこ紐を2個使いする
- 抱っこ紐にはキャリータイプとスリングタイプに大きくわけられる
- それぞれの特徴を知り、自分に合ったものを1つずつ買うのがおすすめ
- 2人を同時に抱っこできるのは、6~7カ月くらいまで、そのあとは親側の体の限界がくる
- 生後半年までの間に、1人で同時抱っこする機会が多い場合は専用抱っこ紐を買った方がよい
- 抱っこ紐は合う合わないがあるので、どうするか悩んだらレンタルやおさがりなどを使うのも賢いやり方
双子を同時に抱っこするにはどうするのがいいか、どのような抱っこ紐がいいのか私の育児経験ももとにまとめてみました。
これから育児をするあなたは、どうするか迷うこともあるでしょうが、できるだけお助けアイテムや知識を借りて、心に余裕を持って育児を楽しんでもらえることを願っています。
育児も期間限定なので、可愛いお子さんとの成長を楽しみながら日々を重ねていってくださいね。
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