私はお出かけをすると、子どもと遊んだり、写真を撮ったりしている親子連れの姿を見かけます。
公園で泣き出してママからおしゃぶりをもらうお子さんもいました。そしてパパが笑いながら写真を撮る。本人は泣いてるけどその泣き顔もなんとも可愛いです♪
おしゃぶりは歯並びが悪くなると言われた時期もありました。あなたも聞いたことはありませんか?
おしゃぶりはある程度の年齢までは歯並びに影響はありません。ただし、いつまでもおしゃぶりを使うのは避けましょう。
上顎前突(じょうがくぜんとつ=出っ歯)や開咬(かいこう)になると言われてます。
子どもが成長した時に歯並びが悪く、顔にコンプレックスを抱え写真嫌いになっては大変です!
ここでは、おしゃぶりと歯並びの関係と写真嫌いに付いて紹介していきます。
おしゃぶりと歯並びの関係と写真嫌いについて
私には娘が1人います。子どもの頃はそれほどではありませんでしたが、就活を始めた頃から写真嫌いになりました。
娘はおしゃぶりではなく指しゃぶりでしたが、3才まで卒業できず、前歯の真ん中が突き出ているんです。
幸運にも程度はさほどではありませんが、歯並びが悪く、出っ歯になってしまい写真を嫌がります。
出っ歯であることが悪いことではありませんが、気になる方は気になりますよね。
「おしゃぶりや指しゃぶりをしていると、出っ歯になってしまう」と言われていますが、実際はどうなのか気になり調べてみることにしました。
すると、結果は一目瞭然だったんです。私は指しゃぶりを止めなかったことを反省しました。
おしゃぶりや指しゃぶりで歯並びが悪くなり、お子さんが成長と共に、顔にコンプレックスを抱えてしまうことで、写真嫌いになってしまう可能性があるんです。
まずは、おしゃぶりと指しゃぶりについて見ていきましょう。
おしゃぶりと指しゃぶりによる歯並びへの影響
外出先でバギーの中おしゃぶりを咥え、スヤスヤと天使のように眠る赤ちゃんを見かけます。
おしゃぶりは日々忙しいパパママの手助けになります。研究を重ね、年々おしゃぶりの歯並び対策もされているようです。
大切なお子さんの歯を出っ歯にしないために、注意が必要なのはおしゃぶりよりも指しゃぶりです。
欧米では指しゃぶりができないように、おしゃぶりを与える家庭が多く、衛生面から考えてもおしゃぶりの方が清潔だとなっているようですよ。
おしゃぶりは取り上げてしまえば済みますが、指しゃぶりは癖になってしまい、おしゃぶりよりも卒業に時間がかかるケースが多いようです。
結果、歯並びに大きく影響が出ると言われています。放っておくと上顎前突(じょうがくぜんとつ=出っ歯)になったり、前歯に隙間ができる開咬(かいこう)になったりするようです。
赤ちゃんの時に指しゃぶりを見かけたら、早いうちに止めさせるか、おしゃぶりに切り替えた方が良さそうですね。
おしゃぶりが歯並びに影響するのはいつから?
指しゃぶりが歯並びに影響することがあると言われていますが、おしゃぶりも長く使えば、歯並びに影響しますよ。
おしゃぶりはいつまでなら歯並びを心配せず安心して使えるの?
一般的に0才〜1才半過ぎまでは、おしゃぶりが歯並びに影響することはほとんど無いと言われています。
ただし、口に物が入っていると、言葉を発する機会が減ってしまう可能性もあるようです。
おしゃぶりの使用時間には、少し配慮が必要そうですね。
おしゃぶりは、1才を過ぎた頃から徐々に使用頻度を減らしていくと良いようですよ。
これは乳歯の生え揃いに関係するので、2才過ぎかどんなに遅くても3才までには卒業させましょう。
おしゃぶりの選び方
今は本当にたくさんの種類のおしゃぶりが販売されているため、どれにしたら良いのか迷ってしまいますよね。
おしゃぶりは大きく分けて2種類あります。シリコン製と天然ゴム製です。シリコンはお手入れが簡単で、天然ゴムはフィット感が良いという特徴がありますよ。
シリコンは、哺乳瓶の口と同じ素材の物が多く、赤ちゃんは違和感なく使えるのではないかと思います。
そして、種類も豊富で、価格も比較的安価なものが多いと言われていますよ!
そして、免疫力の弱い赤ちゃんの口に入るので、常に清潔に保つことが必要です。
シリコン製のほとんどが、電子レンジで消毒ができて管理がしやすいので、そこも嬉しいですね♪
一方で、天然ゴムは本当に柔らかく、新生児の赤ちゃんの口にもピッタリフィットします。
吸う力の弱い赤ちゃんには最適ですが、特有の匂いがするので嫌がる赤ちゃんもいるようです。
天然ゴムは熱に弱いため、熱湯の使用や長時間お湯に漬けておくのもNGです。そして、劣化が早いのでこまめなお手入れが必要となります。
シリコン製か、天然ゴム製かお子さんに合わせた製品を選んでみてくださいね。
人気おしゃぶり5選
ここで、私が調べたおしゃぶり上位5品を紹介します。
- nuk(ヌーク)/ジーニアス
- chuchuBaby(チュチュベビー)/デンティスター
- Pigeon(ピジョン)/ファンフレンズ
- combi(コンビ)/入眠ナビ
- nuk(ヌーク)/ハッピーデイズ
それぞれパパママの評価が高い人気のおしゃぶりです。
赤ちゃんの対象月齢と咥えやすさがポイントですが、どうしても迷った時は、哺乳瓶と同じメーカーを選ぶと良いようですよ。
おしゃぶりの歯並びのためのおすすめ卒業方法
友人のお子さんですが小児科医のおすすめ卒業方法で、一度はおしゃぶりを卒業したのに、下の子が生まれたらおしゃぶりを取り上げて、自分で咥えてしまうお子さんがいました。
その友人も働いていたため忙しく、四六時中見てる訳にもいないので、歯並びが悪くならないかと悩んでいました。
ここでパパママたちから寄せられた、おしゃぶりのおすすめ卒業方法をいくつか挙げていきます。
もしも、あなたのお子さんがなかなかおしゃぶりが卒業できず、歯並びが心配で悩んでいるようなら、ぜひおすすめの卒業方法にトライしてみて下さい!
理由を付けて捨ててしまう
パパママたちから、一番多かった意見は、理由はそれぞれ違っていましたが「捨ててしまう」でした。
大変ではありますが、気をそらせて子どもの機嫌を取ればどうにか過ごせるようですよ。
早い子で2日。諦めるまで1週間ほどグズったお子さんもいたようです。
わさびを付けて、変な味がすると返してくるお子さんに「腐っちゃったね」と言って捨てたという話もありましたが、それから3日ほどギャン泣きされたのただとか…。
おしゃぶりを諦めさせるためには、根気が必要そうですね。
何日か前から言い聞かせる
次に多かった意見は、「何日か前から言い聞かせ、その日になったら隠してしまう」でした。
「お兄ちゃんやお姉ちゃんになったから、この日におしゃぶりは止めようね」という言い方は、子どものプライドを最大限くすぐる手段ですね♪
意外にすんなり受け止めてくれる子どもも少なくないようですよ。
ほかにも、お子さんに「いつなら大丈夫かなぁ〜」と相談を持ちかけ、カレンダーに大きく○印を付けたという話もありました。
この方法は、泣いてもグズっても一度決めたら隠したおしゃぶりを絶対に出さないのが大変です。ここは心を鬼にしてやり通すことが大切ですよ!
その日に全て捨ててしまったという話もありました。これは自分自身の心が折れないためで、おしゃぶりがあると、出してしまいそうだから…ということでした。
ほかにも、代わりのアイテムを用意したというお話もありましたよ!
お茶の入ったマグを渡したり、タオルやガーゼのハンカチなどアイテムはさまざまです。
これらに加えて、手遊びやスキンシップを増やしてみると、1~2日で諦められる子も多いようですよ。
泣き続けてどうしてもダメなら
私の友人は小児科の先生に相談したところ、「おしゃぶりの先をほんの少しカットして渡してみて」と言われたので実践してみたそうです。
はじめは子どもも変な顔をしたそうですが、徐々に咥える回数が減り始め、また更に少し大きくカットしていったようです。
すると、1週間〜10日ほど経ったころから、自然に見向きもしなくなったそうです。
さすが小児科の先生ですね。子ども心を良く分かってるなと感心しました!
おしゃぶりを欲しがるのは赤ちゃんの本能
赤ちゃんはママのお腹の中にいる時から、指しゃぶりをしておっぱいを飲む準備を整えています。
赤ちゃんはこの吸啜本能(きゅうてつほんのう)が備わって生まれてきます。そのため、おしゃぶりは赤ちゃん自身の気分をリラックスさせる効果があるようですよ。
おしゃぶりに関しては、小児科の先生の間でも意見が別れているようでした。
おしゃぶりは、鼻呼吸のトレーニングや舌や顎の発達を助けるという意見があります。
それに対して、元々赤ちゃんは口で呼吸をしておらず、生まれた時から鼻呼吸ができているし、あえてトレーニングの必要はないという意見もあるようですよ。
どちらの意見も幼児のおしゃぶり使用は問題ない、という意見ですね。
長期間の使用を避ければ、おしゃぶりは育児を助けるアイテムとして、安心して取り入れてもいいということですね。
寝付きが悪かったり夜泣きがひどかったりしたら、お子さんの精神安定にも効果があるので活用してみて下さい。ママやパパのストレスの軽減にもなります。
おしゃぶりは歯並び以外にも影響を与える?
おしゃぶりは長期間の使用を避ければ、パパママのお助けアイテムになるということが分かりましたね。
最初にご紹介した私の娘は、おしゃぶりではありませんが指しゃぶりが歯並びに影響してしまい、出っ歯であると書きました。
娘の場合は指しゃぶりですが、おしゃぶりも長期的な使用は歯並びにも影響するとお伝えしましたよね。
調べていくと驚いた事に、おしゃぶりの与える影響は歯並びだけではありませんでした。
ここで少し、おしゃぶりが与える歯並び以外への影響を見てみましょう。
おしゃぶりの影響は歯並びだけじゃない
心配されるおしゃぶりの歯並び以外への影響を少しまとめてみました。
- 出っ歯になる
- 前歯で噛み切れない
- サ行やタ行が発音がしづらい
- 前歯の間から舌先が見える
- 食べる時にクチャクチャ音がする
- 食べ物が口からこぼれる
- 口を開けている姿が多く口元がだらしがない
- 耳管に影響し中耳炎を発症しやすい
これらの影響は、中には大人になっても続いてしまうと、嫌がられてしまうものもありますね。
おしゃぶりの使用期間については、子どものためにも気を付けないといけないなと感じますね。
写真嫌いになる可能性大!
写真嫌いが悪いわけではありませんが、みんなで写真を撮ろうと言われて断ると、たいがい「変わっている」と思われる。
何度か誘われてそれでも拒否すると「変な人」扱いされる。
ひどいと言えばそうですが、その人を良く知らなければ一般的にそんな評価ではないでしょうか?
ただ写真が嫌いって事だけでそう思われるのは、心外ですし損ですよね。
成長し、お友達と一緒の思い出として、最高の笑顔の写真を見せてもらうのも親の楽しみの一つです。
それなのにいつも自分のお子さんの写真は、何だかうつ向いていたり、一人だけ神妙な顔で撮られた写真ばかりじゃ悲しくなります。
写真嫌いの一番の要因は自分の容姿が悪いと思い込み、写真を残す事を嫌がるからだと言われています。
この思い込みが厄介です。本人は気にしてるけど、周りから見ても別に人並みな人が多い。あなたの周りにもそんな人いませんか?
いくら気にすることはないと言っても説得に応じません。つまり小さな事でもコンプレックスを持ってしまうと人の意見になかなか耳を貸さなくなる。
酷くなると自分の容姿を受け入れる事ができなくて、自分自身の理想から外れた部分を許す事ができずに、心を病んでしまう人もいるようです。
ただ単に写真が嫌いという理由なら全く問題はありません。
ですが、おしゃぶりをなかなか卒業させてあげられなかった事で、容姿にコンプレックスを持たせてしまったとしたら非常に悔いが残ります。
そうならないように、おしゃぶりは一定年齢に達したら、お子さんのために必ず使用を止めさせる努力をして頂きたいと思います。
まとめ
- 指しゃぶりを見かけたらおしゃぶりに切り替えた方が良い
- おしゃぶりは1才半までは歯並びにほとんど影響が無い
- ママ達の評価が高い人気のおしゃぶり5選
- おしゃぶりを卒業させたお勧め事例の紹介
- おしゃぶりの悪影響は歯並びだけではない
- コンプレックスを抱えさせ写真嫌いにさせないように
ここまでおしゃぶりと歯並びの関係やおしゃぶり卒業時期。そして将来お子さんがコンプレックスを抱え込んでしまわないようにと書いてきました。
成長するお子さんの写真を振り返ると、さまざまな想いが昨日のように蘇りますね。
お子さんの成長はアッと言う間です。日々の記録としても、たくさんの笑顔の写真を撮り残してあげて下さい♪
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