庭が道路に面していると、外からの人目が気になる時ってありますよね。
目隠しになるものが欲しい思った時、DIYでフェンスを設置するのがおすすめです。
DIYで目隠しフェンスを作れば、かなり節約することができ、こだわりの詰まったフェンスを作れます。
私はDIYでいろいろと挑戦したい願望だけはある人間ですが、容量さえつかめば簡単なので、手始めに作ってみるのとDIYにハマるかもしれません。
DIYフェンスで大切な部分の1つにフェンスの支柱があります。支柱を固定することで、雨や強風にも負けない頑丈なフェンスになります。
フェンスが道路側に倒れたりすると、とても危険なので、しっかりとした支柱作りが大切になります。
これからご紹介する内容で予習すれば、DIY初心者のあなたでも、少しの準備と気合でお手製フェンスが作れますよ!
目隠しフェンスをDIYする時の支柱ってどれがいいの?
目隠しフェンスをDIYする際に必要になる支柱。
支柱をしっかりと固定してから目隠し部分となるフェンスを設置することで、台風などの荒れた天気でもダメージを受けません。
大事な役割を担う目隠しフェンスの支柱、いったいどのような種類を選べばよいのでしょうか。
それぞれの支柱素材がもつ、メリット、デメリットを理解した上で、あなたの理想とするフェンスに合う支柱を選ぶことが大切です。
今回は、おもにアルミ製、木製、単管パイプの3つの支柱素材を特性を比較しながらご紹介していきます。
アルミ製の支柱
〈メリット〉
- 耐久性に優れている
- 錆びにくい
- 見栄えがいい
- ウッドフェンスとの相性も良い
〈デメリット〉
- 価格が高い
- 施工が難しい
アルミ製はとても頑丈で見た目も木製調のものもあります。
しかし、他の素材と比べて費用が高くなるので、なるたけ節約したい私は、やはり価格の面で少し躊躇してしまいます。
木製の支柱
〈メリット〉
- ナチュラルな雰囲気がでる見た目の良さ
- 施工のしやすさ
- 価格の安さ
- 板との統一感
〈デメリット〉
- 劣化しやすい₍腐りやすい⁾
- メンテナンスの手間が必要
木材の種類によって耐久性や強度も変わってきます。
ハードウッドとよばれる木材で全体に防腐加が施されている商品もあるので、DIYフェンスで木製にこだわりたい時にはおすすめです。
単管パイプの支柱
〈メリット〉
- 価格の安さ
- 耐久性の良さ
- 作業のしやすさ
〈デメリット〉
- 見栄えの悪さ
- 錆びやすい
単管パイプはある程度強度もあり、価格も安くて作業がしやすいですが、やはりせっかく作るのならかっこいい見た目がいいと私は思ってしまいます。
目隠しフェンスのDIYを簡単に?!作り方をご紹介!
いよいよ目隠しフェンスをDIYする手順をみていきます。
ここでは、DIY初心者のあなたにも分かりやすいよう、なるたけ簡単にできる方法もご紹介していきますよ♪
きっと最初は、こんなにたくさんの工程があるの?と思ってしまうかもしれません。私がそうでした!
しかし、読み込んでいくうちに、そんなに難しくないかも?私にもできるかも!と思えてきたらこっちのもの。DIY熱が冷める前に、取り掛かってしまいましょう!
どんなフェンスにするか考える
まず、フェンスをDIYを簡単に作業するためにも、計画をしっかりと立てましょう。
- 全体的なデザインをイメージする
- フェンスを立てる場所をしっかりとリサーチする
- フェンス板を横張りか、縦張りか考える
- フェンスの高さ、横の長さを考える
- 支柱部分、フェンス板部分の素材を決める
- 基礎部分の設置、固定方法を決める
- フェンスの目地幅を考える
- 色を決める
DIY人口が増えている今、素敵なデザインのフェンスを作る人も多くなっていますね。
どのようなデザインがあなたの理想なのか、SNSや画像アプリ内の写真で探してみるのもイメージが膨らみ、楽しいかもしれません。
出来上がったフェンスを想像すれば、モチベーションアップで作業もはかどりそうです♪
材料や道具をそろえる
材料は事前の計画を立ててから選ぶことで、ミスやトラブルの発生を防ぎ、段取り良く作業できますよ。
下記の材料はそれぞれ製品によって値段の幅が大きいため、あなたの予算やイメージにあったものを選ぶ様にしましょう。
また、道具はホームセンターなどでレンタルできる物もあるので、活用してみるのも選択肢の1つです。
〈材料〉
- フェンス用板材
- 支柱材
- ステンレスビス
- 基礎ブロック
- セメント
- モルタル用の砂
- 砕石
- 塗料
〈必要な道具〉
- インパクトドライバー
- のこぎり
- クランプ
- サンダー
- 養生テープ
- スコップ
- メジャー
- 軍手
- バケツ
- 水平器
- 水糸
- コテ
- ハケ
下準備
主な下準備は以下のとおりになります。下準備をまとめて済ませておくと、後からの工程がスムーズに進められますよ♪
- 木材の長さ調節カット
- サンダーをかけて表面をきれいにしていく
- 支柱にフェンス板を貼る位置を決め、鉛筆などで目印をつけておく
- ビス打ちのための下穴をあける
- 防腐塗料を塗ったり、色塗料を塗る
ホームセンターや購入したネット通販先で、事前に板をカットしてくれたりするサービスもあるので、とことん簡単にDIYしたい時には活用してみるのもアリですね!
基礎ブロックの設置
地面から直接フェンスを立たせる場合、基礎となる土台はフェンスブロックを使うのがおすすめ。その名の通り、フェンス用に作られているので、扱いやすいのです。
しかし、フェンスを支えるブロックなので、一般用のフェンスブロックでも1つ15キロ以上ありますので、くれぐれも怪我などにご注意くださいね!
- 設置する場所に穴を掘る
- 穴の下に砕石を入れ、フェンスが沈まないように押し固める
- ブロックが水平に保たれているか水平器を使い、下に砕石などを入れながら調整する(縦、横、垂直が平行か)
- ブロックは地面から5センチほど出す
- 置いたブロック同士が水平か確認する
- ぐらつかないよう、ブロック周りを砕石で固める
- セメントに砂と水をスコップで混ぜ、モルタルを作る
- モルタルを基礎ブロックの周りと穴の中にもすこし入れ、中の空気を抜くため棒などでつつく
- しっかりと乾かす
支柱を立てる
支柱を立てるときに大切にしたいポイントは、基礎ブロックの中に水平に立っているかをきちんと確認することです。水平器や水糸できちんと確認しましょう。
少しのゆがみが、あとあと大きなゆがみにつながってしまうので、注意が必要です。
- 基礎ブロックの穴の中に支柱を立てる
- 支柱の周りにセメントと砂を混ぜたもの(カラモル)を入れて調整しながら水平かチェックする
- モルタルを穴に流し、ブロック周りをヘラで押し固める
- 周りをきれいにスポンジなどで拭いたらしっかり乾かす
フェンス板を貼る
モルタルがしっかり乾き、支柱がしっかりと固定されているのを確認します。
そしたらいよいよ、フェンス板を貼り付けていきましょう!
今回は横張りのフェンス板を例に解説しますね。
- 片方の板の端をクランプで挟む
- 目地の間隔をそろえるため、スペーサーを挟みながら作業すると効率的(板で代用化)
- フェンス板を、支柱にインパクトドライバーを使いビス打ちしていく
- もう一度仕上げに塗装を塗るなどして完成
目隠しフェンスのDIYの費用は?安く済ませよう!
DIYの1番の魅力はやはりコストが抑えられるところですよね!
家を建てた後で、外構にかける予算がないな。
目隠しのため、広い範囲のフェンスを業者に頼むと、かなりの費用になります。
DIYで目隠しフェンスを作れば費用の節約にもなり、作った達成感で自宅への愛着が増しそうですね!
実際にDIYで目隠しフェンスを作ると費用がいくらぐらいになるのか、今回は木製、アルミ製、スチール製の3つの素材で比較してみます。
目隠しフェンス1メートルあたりの相場を専用業者とDIYで比較してみましょう。
専用業者 | DIY | |
木製 | 30,000~40,000円/1ⅿ | 5000~15,000円/1ⅿ |
アルミ製 | 10,000〜60,000円 / 1m | 10,000~20,000/1ⅿ |
スチール製 | 5000~10,000円/1m | 2000~30,000円/1m |
素材の材質により、値段に差がでるものの、やはり人件費などもかからないDIYだと費用がかなり抑えられますね。
こだわりたい部分にはお金をかけて、ほかの部分で節約したりできるのもDIYならでは。
理想のフェンスのために、予算と相談しながら構想を練る時間も、また楽しい時間になるでしょう。
その反面、専門の職人に正確に施工してもらう場合には、費用がかかる分、完成度の美しさや、安心と安全が保障されていますね。
節約したいけど、DIYはやっぱり不安!というのなら、1つの裏技として、材料は自分で調達し、施工は業者に頼むというやり方もあるようです。
まとめ
- 目隠しフェンスのDIYは、イメージと予算にあった支柱や材料を選ぼう
- 支柱素材のおすすめはハードウッドの木材
- 目隠しフェンスをDIYするときは、計画をしっかりと立て挑もう
- 費用を抑えたい場合は道具のレンタルなどをかしこく利用しよう
- DIYは費用をかなり抑えられる
目隠しフェンスが完成した時、達成感と感動を味わえるのはDIYの醍醐味ではないでしょうか。
まだ不安が残る初心者のあなたなら、まずは家族やDIY経験者の力を借りて初めてみてもいいかもしれません。
週末仕事の1つとしてぜひチャレンジしてみてくださいね!
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