iphone12の防水機能はお風呂での使用は危険!?雨の中でも使える?

暮らし

1日の疲れを癒すお風呂。そんな癒しの時間でiphoneを使えたらますます優雅な気持ちを味わえちゃいますよね。

ゆっくりとお風呂で温まりながら、iphoneで音楽を聴いたり好きなドラマを見たりネットサーフィンをしたり…。

防水機能もついているし、お風呂にiphone12を持っていってゆっくりしよう♪と思った、そこのあなた!ちょっと待ってください。

そのiphone12の防水機能だと、お風呂での使用は水没の可能性があります!

高価なiphone12が、自分の安易な気持ちで水没してしまったら悲しいですよね。

防水だから大丈夫だと思ったのに…。大切なiphone12が水没してしまった!なんて悲しいことが起こらないためにはどうしたらいいのか徹底解説していきます。

 

 

iphone12は防水だけどお風呂での使用は危険!?

iphone12をお風呂で使用することは、水没の可能性があります。

防水だから安心していたのに一体なぜ?

なぜ水没の可能性があるのか、少し詳しく見ていきましょう!

 

iphone12の防水等級と防塵等級

iphone12の防水等級はIP68です。IP68という表記には、防水等級と防塵等級が含まれています。

防水等級は、水に対する保護レベルを表します。そして、防塵等級はその名の通り、塵(ちり)などの固形物に対する保護レベルを表すものです。

IP68の場合、防塵等級は6で、防水等級は8ということになります。

防塵性能の等級の目安は、以下の通りです。表にまとめたので参考にしてみてください。

<防塵性能の等級表>

等級数値 防塵保護性能
X 保護されていない。
1 手などの直径50mmの固形物が浸入しない。
2 指先などの直径12.5mmの固形物が浸入しない。
3 工具などの直径2.5mmの固形物が浸入しない。
4 ワイヤーなどの直径1.0mmの固形物が浸入しない。
5 粉塵が内部に侵入するのを防止する。
6 粉塵が内部に侵入しない。

iphone12はこのうちの6に値するということですね。

粉塵が内部に侵入しないというのは安心ですね♪

続いて、防水性能の等級の基準を紹介していきます。

<防水性能の等級表>

等級数値  防水保護性能
X(防滴X形) 保護されていない。
1(防滴I形) 鉛直から落ちる水滴による有害な影響がない。
2(防滴II形) 鉛直から15度の範囲で落ちる水滴による有害な影響がない。
3(防雨形) 鉛直から60度の範囲で落ちる水滴による有害な影響がない。
4(防沫形) 飛沫によるあらゆる方向からの有害な影響がない。
5(防噴流形) 噴流水によるあらゆる方向からの有害な影響がない。
6(耐水形) 強い噴流水によるあらゆる方向からの有害な影響がない。
7(防浸形) 一時的に一定水深の条件に水没しても内部には浸水しない。
8(水中形) 継続的に水没しても内部には浸水しない。

iphone12は、8ということなので、継続的に水没しても内部には水が浸入しないのですね!

お風呂で使用しても安心なはずなのですが、なぜ水没の可能性があるのでしょうか?

 

iphone12はお風呂で使えない?

先ほどもお伝えした通り、iphone12は最高レベルの防水性能と防塵性能を備えているといえます。

しかし、その防水性能は常温の真水の時にその効果を発揮します。

そのため、お風呂はもちろん海やプールでもiphone12を使用することはおすすめしません。

湯船やシャワーは大体40度前後のお湯で常温とはいえず、入浴剤が入ると真水ともいえません。

お風呂での使用は十分な防水性能を発揮しているとはいえず、水没する可能性があるので注意が必要です!

 

 

iphone12の防水にはお風呂でジップロック使用がいい?

ジップロックに入れて、お湯に濡れないようにすればお風呂でiphone12を使えるようになると思ったそこのあなた!

確かに、ジップロックを使用すれば防水性能も高まり安心感はありますが、注意も必要です!

具体的にどのような注意が必要なのか、ご紹介していきますね。

 

複数回使用しない

ジップロックは消耗品です。基本的には1枚につき1回の使用に抑えることが安心ですよ。

複数回の使用は劣化し、そこから浸水のリスクがあり防水性能は低くなります。

知らない間に引っ掻いたりぶつけたりして小さな穴があくこともしばしばあります。

2回くらいまでの使用にとどめ、新品を使用するようにしましょう。

 

 

密閉されているか確認

きちんとチャックが閉まっているか、穴があいていないかの確認は必須です!

iphone12をジップロックに入れ、空気を入れてチャックをし、穴があいていないかの確認をします。

確認が出来たら空気を抜いて、チャックをしっかり閉めて使用しましょう。

 

お湯につけない

ジップロックで密閉されているからといって、お湯につけるのはとても危険です!

そもそも電子機器は熱に弱いので、お湯につけるのは水没はしなくても故障のリスクがあります。

ジップロックに入れていても、熱さで故障のリスクもあるということは盲点でした。

ジップロックに入れているからと言って、iphone12はお湯にはつけないようにしましょう。

 

結露に注意

見落としがちなのが結露に注意ということです。

結露なんて気にしたことがなかった!と思いませんでしたか?

まず、結露とは気温差や湿度差で発生します。

例えば、冬に帰宅してすぐにキンキンに冷えたiphone12を温度と湿度が高いお風呂で使用したとなると、結露が発生するのは分かりますよね?

ジップロックに入れていたとしても、内部で結露を起こせば防水しきれずに水没してしまいます。

外気との気温差や湿度差をつくらないために、換気しながら使用することや、お風呂場の湿度を極端にあげないために、湯船の蓋を半分閉めて使用するなど工夫するのも大切です。

 

ジップロックのメリット

注意点は分かったけど、ジップロックのメリットは?

ジップロックを使用することのメリットは以下の通りです。

  • 安価かつ手軽に手に入る
  • ジップロックの上からも操作出来る
  • しっかり密閉できる

しっかり密閉できて、ジップロックの上からも問題なく操作できます。

実際にやってみましたが、音がこもって聞こえないこともありませんでした。

消耗品でも、安価で手に入りやすいのはとても魅力的です♪

しかし、もちろん公式ではジップロックの使用を推奨していないので、自己責任での使用となります!

 

 

iphone12の防水機能は雨でもへっちゃら!?

雨に濡れて水没するのは、濡れ方にもよりますがかなり稀です。

しかし、絶対に水没しないわけではないので雨には濡らさない方が安心です。

iphone12の防水性能のテストは、水に一定時間浸すというものです。

なので、雨のようにわずかでも水圧が加われば、iphone12本来の防水性能を発揮できません。

また、経年劣化で性能が弱化するので、購入から1年が経過したiphoneはカタログスペック通りの防水性能ではないことがほとんどです。

なので、急に水没してしまった!を防ぐためには雨に濡らさない方が安心です。

もしも、水没の可能性がある場合の、応急処置とやってはいけないことをご紹介します。

 

水没したときの応急処置

iphone12が水没してしまった時の応急処置を紹介していきますね!

もしもの時のために、覚えておいてくださいね。

<電源を落とす>

そのまま使用してしまうと、内部でショートをおこすなどの不具合が生じます。

そうなると修理ができない可能性があるので、必ず電源を落とします。

<アクセサリを外す>

iphoneケースをつけたままだと、iphone本体とケースの間に水が入り込みショートの原因になります。

<水分をよく拭き取る>

アクセサリをすべて外してから、乾いた布でスマホについた水分を拭き取ってください。

ジャックなどの隙間からも水は入るので、綿棒などを使って丁寧に拭き取りましょう。

<SIMカードを抜き取る>

iphoneにはSIMカードが必ず挿入されています。

水分によってSIMカードの金属部分が錆びてしまう可能性があるので、必ず抜きましょう。

SIMトレーの挿入口に水没シールが貼ってあります。

浸水していなければ白色、浸水していれば赤色に変化するので、浸水の有無を確認できます。

 

水没したときにやってはいけないこと

水没したときにやってはいけないことを紹介していきますね。ぜひ参考にしてみてください!

<iphoneを振って水分を飛ばす>

iphoneを振ると、入り込んだ水分がより浸透するので、基盤の破損につながります。

基盤が破損すると、修理ができない可能性があります。

やってしまいがちだと思うので、気を付けておきましょう!

<ドライヤーで乾かす>

iphone12は精密機械なので、熱に弱いです。

ドライヤーの熱風をあてると、表面はもちろん、基盤などの故障にもつながります。

<充電する>

水没した後に充電するのは大変危険です。通電することでショートを起こす可能性があります。

あなたの安全のためにも、充電はしないように気を付けておきましょうね。

水没した時の対処法とやってはいけないことが分かればもしもの時にも安心♪

 

 

まとめ

  • iphone12は防水等級、防塵等級共に最高レベルだが、水没の可能性もある
  • お風呂でiphone12をジップロックに入れて使用する場合も、注意をする必要がある
  • 雨に濡れると、雨の水圧や経年劣化による防水性能の弱化から水没する可能性がある

お風呂に持って入って、万が一水没してしまった時でも、対処法を頭に入れておくと慌てることもなく安心です♪

自分の相棒ともいえるiphone12。予想外の水没で悲しい思いをしないためにも、iphone12は防水機能付きだから大丈夫!と過信するのは危険です。

防水機能をよく理解したうえでお風呂や雨の日にも快適に使用しましょう!

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