季節の挨拶をするときによく使われるのは、はがきですよね。
季節の挨拶など、使用する頻度が少ないからこそ、送る相手にとっても特別なはがきにしたくないですか?
はがきを手作りしてみるのはいかがでしょうか?手作りのはがきがだったら、送る相手もきっとほっこりしますよ。
もしかすると、その場で思わず読み始めてしまうのではないでしょうか?
手作りのはがきは、画用紙があればできるんです!
画用紙ではがきが手作りできるなんて、驚きですよね。
そして、画用紙ではがきを作っても、実際に郵送できるのか気になりませんか?
画用紙で、はがきを手作りするときの基本的なルールをご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
はがきを手作りするなら画用紙でOK!
はがきを手作りするには、画用紙があれば大丈夫です!
もし画用紙がなくても、はがきを手作りするためには、素材が紙であれば問題ありませんよ。
どんな紙がいいのかという決まりはありませんが、立派過ぎる素材を使うと重量が出てしまいます。
そして、定形郵便と見なされず割高になってしまうので、一般的な画用紙や和紙などが良いでしょう。
第一種郵便物の手紙扱いとしてなら、スルメでも切手を貼って送れるとの話も聞いた事があります!(笑)
実際に送ってみたことはないですが、自宅にスルメが届くのであれば、画用紙ははがきとして手作りして送っても問題ないので安心ですね♪
はがきを手作りするときのサイズや重量は?
手作りするとき、はがきのサイズはどのくらいがいいのか気になりますよね。
一般的な市販のはがきサイズは、【148mm✕100mm】です。
しかし、この通りでなくても画用紙ではがきを手作りする際のサイズは、最大で【154mm✕107mm】、最小だと【140mm✕90mm】以内ならば問題はありません。
ただし、長方形である必要があります。円形や楕円形、星形やハート形等は、サイズ内であっても定形郵便物と見なされず、第一種郵便物となり割高になりますよ。
好きな形にしたいと思う気持ちも分かりますが、長方形ということは守って手作りする方が良さそうですね!
ただし、はがきを柔らかい印象にするため、多少であれば角を丸くカットしても大丈夫なようです♪
カットし過ぎて楕円形になってしまわないように、十分注意しましよう。
日本で購入できる画用紙のサイズは、四六判と呼ばれるサイズを裁断した、四切八切として販売しています。
ただし、扱うメーカーによりサイズに多少の違いがあるようですよ。
四切の正規サイズは【545mm✕394mm】ですが、私宅近隣の文房具屋さんで販売している四切は、【540mm✕380mm】でしたので、正規のサイズよりちょっと小さめでした。
画用紙を使う場合は、カット前に画用紙のサイズを確認しておきましょう!
重量の制限は!?
1枚のはがきにおける重量の制限は、2g〜6gまでです。
軽い方が良いと思ったけど、軽過ぎもだめなんだね。
コピー用紙や折り紙などは軽過ぎで、逆に厚めのダンボールだと重過ぎでなので、画用紙や和紙が重さ的にも丁度良さそうですね。
せっかく手作りするのだから、可愛くデコレーションしたいですよね♪
もし、画用紙や和紙で作成したはがきに写真や薄紙、カットした折り紙(色紙)などを貼り付けたい場合は、重量オーバーしてしまうこともあるので注意が必要ですよ。
デコレーションしたい場合も、デコレーションのし過ぎには気をつけましょう!
折ったままの折り紙や立体的な工夫のされた物も貼り付けできませんので、その点も注意しておきましょう!
はがきを手作りの場合の郵便番号記載方法などの決まり
郵便番号制度は昭和43年7月から始まりました。当時は3桁や5桁でしたが、平成10年2月に今の7桁になりました。
郵便番号の枠の大きさは3桁及びハイフン枠は、0.4mm〜0,6mm。4桁の枠は0,2mm〜0,4mmという決まりがあります。
そして、色も、朱色または金赤色と決められています。
このような決まりがあるなんて驚きですよね!私も初めて知りました。
ただし、手作りはがきに郵便番号枠を設ける必要はありませんので、郵便番号だけをはがき表面右上あたりにしっかりと記載しましょう。
郵便局へ行けば郵便番号枠のスタンプもありますが、あえて枠にこだわることはないでしょう。
そして、郵便番号を記載する時は「〒」や「郵便番号」等と記載すると、かえって機械で読み取りにくくなってしまうこともあるので、注意が必要です。
意識的に「〒」を記載しなければいけないと思っていたので、機械で読みにくいと知って驚きました!
郵便番号以外の記載も必要!?
手作りではがきを作った際は、郵便番号と記載する以外にも「郵便はがき」と記載する必要があります。
何も書いていないとはがきとして認定されないため、はがき表面上部に必ず「郵便はがき」や「POST CARD」と記載します。
年賀状として、使用する目的の場合は「年賀」の記載が必要です。
この記載がないと、手紙扱いの第一種郵便物となり、84円(税込み)の料金が掛かってしまいます。
うっかり忘れると差出人に戻って来る事が一般的ですが、拒否しない限り、受取人が不足額を支払わされるなんて事も稀にあるようです。
例え少額とは言え、不足額を支払わせてしまうのは大変失礼にあたりますので要注意ですね。
住所や宛名は見やすく書く!
住所や宛名の書き方は、特にこれといった指定はありません。
ただし、見やすい文字の大きさや、色、ペンで書く必要があります。
目を凝らさないといけないほど小さい文字で書かれてしまっては、郵便局側も困ってしまいますよね。
手作りのはがきのデザインによっては、はがき全体紺色や黒色を使うこともあると思います。
宛名枠は白枠にしたり薄い色のラベルを貼る等の工夫をし、住所を読み取りやすくしましょう。
切手
切手は、縦長に見て左上になる位置に貼るように推奨されています。
横長に使う場合は、横向きにした状態で右上に貼ると言う事になりますね。
貼る切手の枚数に決まりはありませんが、何枚も貼ると寄せ集め感が出てしまいますよね。
切手を貼る際は、最高でも2枚までに留めておくのがいいのではないでしょうか?
水性ペンや水性絵の具は避ける!
せっかく手作りしたはがきなら、できるだけおしゃれに送りたいですよね。
ただし、水分に弱い水性のペンや絵の具を使用すると、色滲みや色落ちなどが発生することもあります。
できるだけそれらの使用は避けるようにしましょう!
そんなことになったら、せっかくの手作りはがきが台無しになってしまいますよね。
あなたも送った相手も悲しい気持ちになってしまいそうです。
せっかく手作りするなら、あなたも送った相手も嬉しい気持ちになるようなはがきを手作りしましょうね♪
まとめ
- はがきは画用紙で手作りできて、問題なく郵送できる
- はがきを手作りした時のサイズは最大【154mm✕107mm】、最小【140mm✕90mm】以内なら問題ない
- はがきとして送れる重量は2~6gなので、画用紙や和紙がオススメ
- 郵便番号を書くときは枠はなくてもOK
- 手作りではがきには、郵便番号と記載する以外にも「郵便はがき」と記載する必要がある
私は以前、丸いはがきを頂いた事がありますが、定形郵便では無く、第一種郵便物として手紙扱いとなって、84円切手が貼ってありました。
あなたの好きな色の画用紙や和紙を利用して作った、世界でたった1枚しかないあなたの手作りはがきは、受け取った方の心を和ませる事は間違いなしです。
あなたの大切な人のお顔を思い浮かべながら、はがきを手作りする時間を使ってみ下さい。きっとその時間はあなた自身も笑顔になるはずです。
是非、手作りはがきでほっこりを届けてみてはいいかがでしょう。
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