寒い季節になると、無性に鍋料理が食べたくなりますよね。寒い時は特に辛い鍋が食べたくなりませんか?
辛い鍋といえば、チゲ鍋やキムチ鍋があります。色んな具が入っていて辛さの発汗作用で温まるし、お腹も満足できますよね。
チゲ鍋とキムチ鍋の違いは知っていますか?急に誰かに聞かれたとしても私自身よく分かっていないので、返答に困ってしまいます。
赤くて辛そうなスープで味や具に少し違いがあるのは知っていますが、チゲ鍋とキムチ鍋は何が違うのか聞かれたとしても、違いを説明するのは難しいですよね?
チゲ鍋とキムチ鍋のどこがどう違うのかとても気になって調べてみたので、チゲ鍋とキムチ鍋の違いを紹介します!
チゲ鍋とキムチ鍋のおすすめレシピも合わせていくつか紹介しますね♪
チゲ鍋とキムチ鍋の違いは?比較した結果
チゲ鍋とキムチ鍋の違いを、発祥地・作り方・味の3つの違いについて調べてみました。
チゲ鍋とキムチ鍋の発祥地はどこ?
チゲ鍋とキムチ鍋の発祥地ですが、チゲ鍋の発祥地は朝鮮半島で、キムチ鍋の発祥地はなんと日本でした。
今ではチゲ鍋は韓国料理のイメージがありますが、キムチ鍋は日本生まれの鍋です。
「チゲ」は、朝鮮半島の言葉で「鍋」という意味なので、チゲ鍋だと「なべなべ」となってしまうので、正しい呼び方はチゲです。
キムチ鍋は、キムチで味付けした鍋料理でチゲ鍋には入れない白菜やニラや豆腐など、色んな野菜が入っているのが特徴です。
チゲ鍋とキムチ鍋の作り方の違いは?
チゲはだいたい1人前で作られるので、1人用の小さい鍋で作ります。
キムチ鍋は、1人前で作ることもありますが、日本で鍋は2人以上で食べることが多いので、大きな鍋で作られることが多いです。
<チゲ鍋の作り方>
チゲ鍋の作り方は、まずキムチを炒めて酸味を飛ばします。次にスープと野菜などを入れて、さらに煮込んで作ります。
チゲにはいくつも種類があるので、それぞれ少しずつ作り方は違うのですが、基本のチゲ鍋の作り方はこの作り方です。
<キムチ鍋の作り方>
キムチ鍋の作り方は、スープを鍋に入れその中にキムチ・白菜・ニラ・えのき茸・豆腐・肉を入れて煮込んで作ります。好みで他に
スープの素やスープが市販されているので、キムチ鍋は誰でも簡単に作ることができます。
スープやスープの素がなくても、調味量が揃っていればキムチ鍋は作れますよ!
レシピ紹介でスープやスープの素がなくても、調味料で作れるキムチ鍋を紹介してるので、そちらを見てくださいね。
チゲ鍋とキムチ鍋の味の違いは?
チゲ鍋とキムチ鍋は同じ辛い鍋ですが、味は全く違います。
<チゲ鍋>
チゲ鍋はキムチ独特の酸味と唐辛子など香辛料がたくさん入るので、とても辛い鍋です。
辛いものが好きならとても美味しく食べれると思います。私は辛さには強いので、チゲ鍋は美味しく食べられます。
<キムチ鍋>
キムチ鍋は日本のキムチを入れたり、白菜を入れるので白菜から出る水分でスープが薄まり、辛さがマイルドになりチゲ鍋より食べやすいです。
チゲ鍋は韓国料理なので辛いものが主流なので、辛いものが好きならチゲ鍋・辛いのが苦手ならキムチ鍋が合うと思います。
ただチゲ鍋は香辛料がたくさん入っていて辛いので、香辛料の量を減らせば辛さもそこまで辛くなく作ることができるので、調節さえすれば辛いのが苦手でもチゲ鍋は美味しく食べれますよ♪
チゲ鍋とキムチ鍋の種類は?いくつか紹介
チゲ鍋とキムチ鍋の種類がいくつかあるので、それぞれいくつか紹介しますね。
チゲ鍋は種類がたくさんありましたが、キムチ鍋は具材が少し変わるぐらいでした。
チゲ鍋の種類をいくつかと、変わり種のキムチ鍋を見つけたので紹介しますね!
キムチチゲ
キムチを使ったチゲ鍋で、チゲ鍋の中でも日本で一番馴染みがあるチゲ鍋ですよね♪
白菜キムチを炒めてからスープを入れ、野菜・豚肉・豆腐を入れて煮込んで作ります。唐辛子を入れるので辛いチゲ鍋です。
チャムチチゲ
チャムチは、朝鮮語でツナです。ツナとキムチを使って作るチゲ鍋です。
他にネギや豆腐が入っています。韓国でよく作られるチゲ鍋料理です。
スンドゥブチゲ
水分を多く含んでいる「スンドゥブ(純豆腐)」で作るチゲ鍋です。
アサリやしじみを入れ出汁が出たスープにスンドゥブ・ネギ・コチジャン・粉唐辛子・ニンニクを入れて煮込んで作ります。
スンドゥブチゲも日本では馴染みがあるチゲ鍋だと思います。
テンジャンチゲ
テンジャンという朝鮮の伝統なお味噌を使って作るチゲ鍋です。肉や魚介で出汁をとり、野菜や豆腐を入れテンジャンを入れて味付けをして煮込んで作るチゲ鍋です。
プデチゲ
プデチゲのプデとは、軍の軍隊という意味があり、米軍から伝わったコンビーフなどを使って作るチゲ鍋です。
肉・野菜・豆腐に加え、インスタントの乾麺を入れるなどボリュームがる珍しいチゲ鍋です。スープは辛味が強いので、とても辛いチゲ鍋です。
キムチ鍋
キムチ鍋はスープの素を使って作るのが主流ですが、調味料を合わせて作ることもできます。
基本の具材は、白菜キムチ・白菜・豆腐・ニラ・えのき茸・豚肉などです。チゲに比べると香辛料は入れないので、キムチの辛味程度なので、チゲより辛くなく日本人好みの辛さです。
豆乳キムチ鍋
キムチ鍋を作る際にスープに豆乳を足して辛さをマイルドにしたのがキムチ鍋です。
豆乳を入れることで味もまろやかになり肌にも良いキムチ鍋です。具材は白菜・白菜キムチ・ニラ・えのき茸・豚肉など入ります。
豆乳は沸騰させると分離してしまうので、最後に加えて弱火でゆっくり温めるぐらいで大丈夫です。
辛くなく食べやすい上に豆乳には栄養素のイソフラボンが入っているので、美肌効果が期待できるので女性におすすめのキムチ鍋です。
キムチにもいろんな栄養素が入っているので、免疫力アップや、腸内環境がよくなるので肌を綺麗にする効果や脂肪を燃焼させるのでダイエットの効果もあります。
チゲ鍋やキムチ鍋を食べる事で、健康に慣れるのはとても嬉しいですよね♪
チゲ鍋とキムチ鍋のおすすめレシピ!!
チゲ鍋とキムチ鍋の簡単に作れるおすすめレシピをいくつか紹介しますね♪
キムチチゲ
キムチを主にしたチゲ鍋で、スンドゥブチゲと並び韓国でとても人気があり、よく食べられています!
<材料>(2人分)
- 熟成キムチ 100g
- 豚肉(肩肉) 80g
- 長ネギ 1本
- 玉ねぎ 1/4個
- 木綿豆腐 150g
- 水 500ml
(タレ)
- ごま油 大さじ1
- 粉唐辛子 小さじ1(お好みで調整)
- ニンニクみじんぎり 1片
- 砂糖 小さじ1
<作り方>
- 豚肉を食べやすい大きさに切る
- キムチと豚肉をサラダ油を入れて中火で炒める
- タレを合わせて混ぜて2に入れて、野菜・豆腐・水を入れて煮る
- 全ての食材に火が通れば出来上がり
スンドゥブチゲ
スンドゥブチゲは、日本でも韓国でも人気の鍋料理です。家でも簡単にできるのは嬉しいですね♪
<材料>(2人分)
- 絹ごし豆腐 150g
- あさり 10個
- 豚肉 80g
- ねぎ 1/2本
- 水 500ml
(タレ)
- ごま油 大さじ1
- コチュジャン 大さじ1
- 粉唐辛子 大さじ1/2
- 砂糖 小さじ1
- おろしニンニク 小さじ1
- 鶏ガラスープの素 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1/2
- 酒 小さじ2
<作り方>
- タレを合わせて混ぜる
- 砂抜きをしておいたあさりの殻をこすり洗いしておく
- 豚肉を食べやすい大きさに切ってごま油で炒める
- 鍋に水を入れ、豆腐を少しくずしながら入れ、あさりと合わせたタレを入れて煮る
- あさりの口が開いたら、ネギを入れ煮込む
- 食材に火が通れば塩で味をととのえて出来上がり
おぼろ豆腐があれば、純豆腐に似ているので、本場のスンドゥブチゲに近いスンドゥブチゲを食べれますよ!
キムチ鍋
日本でよく作られるキムチ鍋ですが、市販のスープを買わなくても調味料を使ってキムチ鍋を作れるレシピを紹介します!
<材料>(2人分)
- 白菜キムチ 150g
- 豚バラ 100g
- 絹ごし豆腐 150g
- にら 1束
- えのき茸 1/2袋
(調味料)
- ごま油 小さじ2
- 豆板醤 小さじ2
- みそ 大さじ1
- しょうゆ 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 水 500ml
<作り方>
- にらを食べやすい大きさに切る
- えのき茸は根元を切り落として軽くほぐしておく
- 豚肉は半分に切り、豆腐も切る
- 鍋に水・調味料を入れて煮立たせる
- 豚肉・白菜キムチ・野菜・豆腐を入れて煮込む
- 最後にみそを入れて味をととのえたら出来上がり
チゲ鍋とキムチ鍋のレシピいくつか紹介しましたが、どれも簡単でとても美味しいです。
材料もすぐに揃えれるものばかりなので日本でもチゲ鍋が作れるのは嬉しいですよね♪
まとめ
- チゲ鍋とキムチ鍋は、スープの色は似ているが、発祥地・作り方・味に違いがあった
- チゲには色んな種類があり、日本でも人気なチゲ鍋の種類がある
- チゲ鍋は日本料理ではないけれど、日本にある調味料や具材を使って、家でも簡単に作れる
- キムチ鍋は、市販のスープやスープの素を使わなくても調味料を使って作る事ができる
- キムチにはたくさん栄養素が入っているので、免疫力アップ・美肌効果・ダイエット効果が期待できる
チゲ鍋とキムチ鍋の違いは分かっていただけましたか?いろんな違いを知ることができましたキムチ鍋が日本発祥だったのはとても驚きましたが、キムチ鍋は日本人好みの味に作られているのを知って納得しました!
チゲ鍋にもたくさん種類があり、いつか絶対韓国に行って本場のチゲ鍋を食べてみたいと思いました。
寒い時期だけじゃなく鍋は、年中いつ食べても美味しいですし、キムチは体にもいいので簡単に作れるレシピを参考にぜひ作って食べてみてくださいね♪
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