もし、大雪の影響で、普段の道が雪道にかわってしまったらどうしますか?
もちろんレインブーツをはきます。だって、普段の靴だと濡れちゃうから
雪の日は雨の日と同じで、レインブーツでしょう?
もちろん私も、迷うことなくレインブーツをはきますし、子供にもレインブーツをはかせていました。
でも、そこに大きな落とし穴があったのです。良かれと思って履いたレインブーツのせいで雪道を滑る羽目になるかも…。
結論からいうと、レインブーツは雪道には適していません!なぜなら、レインブーツは雪で滑るからです。
では、なぜレインブーツは雪で滑るのか?雪の日には何を履けばいいのか?と思いますよね。
今回は、レインブーツが雪で滑る理由と対策方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
レインブーツが雪で滑るのはなぜ?
レインブーツを、雪の日にも使うのって当たり前のことだと思っていませんか?
実は、レインブーツには雪道で滑ることを防止する機能がない為、雪で滑ってしまう危険性があるのです。
その為、雪の日にはレインブーツではなく、雪の日に特化したスノーブーツを履くのがいいとされています。
レインブーツとスノーブーツの違いは何?
雨の日に使うレインブーツと、雪の日に使うスノーブーツとを比べると、特徴が全く異なることが分かりました。
<レインブーツ>
- 防水、撥水加工のみ
<スノーブーツ>
- 防滑、防寒、防水加工が大半
- 靴底がしっかりして滑りにくい
- 撥水機能はない場合が多いため、防水機能はレインブーツに比べ劣っている
見てわかるとおり、スノーブーツに比べ、レインブーツの特徴はとてもシンプルですよね。
レインブーツは、主に防水、撥水のみをメインに作られているので、それ以外に特化した機能はありません。
その為、雪の日にレインブーツを履いたとしても、スノーブーツの様な働きはせず、雪で滑ることになるのです。
雨の日でも、雪の日でもレインブーツを履くことが一般的だと思っていたので、用途が全く異なることにビックリです!
レインブーツで雪道を滑らない方法は?
レインブーツで雪道を滑らない方法はあるの?
レインブーツで、雪道を滑らず歩くには、靴底がツルツルでないことが大事です。
レインブーツは雨を弾くために、防水性のゴムや塩化ビニルといった素材を使用している為、雪道が滑りやすくなります。
本来、レインブーツはおすすめしませんが、レインブーツしか持ってない場合もありますよね。
特に、雪が降らない地域は、わざわざ雪道用のスノーブーツを常備してないのが一般的…。
どうにか、レインブーツの滑り止めができないかなと思いますよね。
そんな時に役に立つ、レインブーツに使える滑り止めの代用がこちらです。
- 滑り止めパットを貼る
- 太めの輪ゴムを巻く
- 絆創膏を貼る
どういうこと?と思いますよね…。詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
滑り止めパットを貼る
レインブーツの底に装着するタイプの、滑り止めパットがおすすめです。
基本2枚でセット売りされていますので、かかと部分と、つま先に1枚ずつ貼ります。
滑り止めパットを貼れば、レインブーツの靴底が、スノーブーツの様に、防滑機能を備えてくれるのです。
今は100均にも、多くの種類が販売していますので、冬の時期は自宅や会社に1つは常備しておくのもいいかもしれませんね。
子供用の小さいサイズも販売しているので、子供のレインブーツには常に貼っておいてもいいですよね♪
太めの輪ゴムを巻く
滑り止めパットがない場合などは、レインブーツに太めの輪ゴムを巻くことで代用できます。
1cm~1.5cmの幅の伴倉庫を靴のつま先から、指の付け根あたりまで2本~3本巻き付けると、靴底に凹凸ができ滑りにくくなります。
幅広の輪ゴムがない場合は、普通の輪ゴムをたくさんつけて幅を持たせてください。
輪ゴムなら、すぐに準備できるので代用しやすいですね。
少し見た目が良くないのがデメリットですが、滑って転倒するよりかはマシだと割り切りましょう!
絆創膏を貼る
絆創膏?!とビックリするかと思いますが、絆創膏も輪ゴムと同じゴム製品なので、レインブーツを滑らなくするには最適です。
レインブーツの底の、指の付け根の少し下(つま先立した時に体重がかかる位置)と、かかとから土踏まずまでの間に貼ります。
どちらかではなく両方に貼ります。取れやすいので、防水用の絆創膏でしっかりと貼ってください。
防水性に優れている、キズパワーパッドの絆創膏を貼ると、剝がれにくいですよ!
次に、レインブーツで雪道を滑らない歩き方のコツをお伝えします。
<レインブーツで雪道を滑らない歩き方のコツ>
- 小さな歩幅で歩く
- レインブーツの底全体をつけて歩く
- 道路の白線の上を避ける
レインブーツで雪道を歩くコツも一緒にマスターしておくと、より滑ることが少なくなるはずです。
詳しく説明していきますので、ぜひ参考にしてください♪
小さな歩幅で歩く
歩幅の間隔を小さくして歩きます。歩幅が大きくなると、足が高く上がるので転びやすくなります。
足をあげずスケートを滑るように、すり足で歩くことを意識するといいですね♪
歩き方のイメージは、ペンギンのように歩くことです。ぜひ覚えておいてくださいね。
レインブーツの底全体をつけて歩く
つま先だけ、もしくはかかとだけに体重をかけるのではなく、足の裏全体に体重をかけて歩きましょう。
常にバランスが取れるように、しっかりと底全体に足の裏をつけることを意識するといいですね♪
道路の白線の上を避ける
道路の白線は、水が浸みこまないので、とけた雪で氷の膜ができやすくなります。
特に横断歩道は、白線だけでなく歩道と横断歩道の境目が少し斜めになっている為、さらに滑りやすくなります。
横断歩道で信号が変わると、急ぎ足になり滑って転倒するケースが多くあります。
信号が変わっても急がずに、白線と傾斜に気をつけてゆっくり渡ってくださいね。
そして、一番大事なことは、急がずゆっくりを歩くことです!雪の日はできる限り時間に余裕をもって行動しましょう!
レインブーツでも雪に使えるレディースブランドは?
雪の日にも使えるお洒落なレインブーツがあればいいな~
雪の日にも使えるおしゃれなレインブーツがあれば、とても便利ですよね。
今回は、レディースブランドが販売している、雪の日にも使えるレインブーツをご紹介します。
<RANDA>
- 商品名:晴雨兼用 平ヒールロングブーツ
- 希望小売価格:14,960円(税込)
- 機能性:防水撥水/セラミックソールで雪道にも滑りにくい
- カラー:ブラック/ダークブラウン/グレイッシュベージュ
- 商品コード:68298586(ZOZO)/KA11554(店舗)
7cmのヒールがある、とてもお洒落なレディースブランドのロングブーツです。これがレインブーツなんて信じられません!
雪の日でも、お洒落をして出かけたい時にピッタリなレインブーツです。
<menue>
- 商品名:ファスナー付チャンキーヒールレインブーツ
- 希望小売価格:4,199円(税込)
- 機能性:防水/防滑/防寒
- カラー:ナチュラル/アイボリー/ブラック/チョコ/ベージュ/ネイビー/パイソン
- 商品コード:21500798(ZOZO)/aa0rb-j36200(店舗)
ヒールのショート丈レインブーツです。エナメル調だけではなく、スムース調までと種類、カラーが豊富です。
くるぶしまでのショート丈で、横に付いているリボンが可愛らしさを演出してくれています。
<ccilu>
- 商品名:PANTO POLA
- 希望小売価格:9,350円(税込)
- 機能性:防水/防滑/防寒/軽量
- カラー:レッド/ブラック/グリーン
- 商品コード:62273387(ZOZO)/PANT POLA(店舗)
ハイカットスニーカーをデザインしたレインブーツです。300g以下でとても軽く疲れにくいと人気です。
スニーカータイプなので、カジュアルなファッションにも合いますし、とても軽いので雪の日でもしっかりと歩けそうですね♪
大人だけでなく、子供用の商品もありましたのでご紹介します♪
<Columbia>
- 商品名:SOREL CHILDRENS FLURRY キッズスノーブーツ
- 希望小売価格:8,800円(税込)
- 機能性:防水/防滑/防寒/軽量
- カラー:ピンク
- 商品コード:61490249(ZOZO)
特に防寒加工に優れていて、マイナス32度まで耐えられる極寒地にも対応しています。
アウトドアでは、有名なブランドですよね。防寒加工バッチリなので、冬用に一つあると便利ですよね♪
ざっと、あげただけでも、機能性だけではなく、デザインやカラーも豊富でお洒落なレインブーツが沢山ありますね。
次は、雪の日にも使えるレインブーツを選ぶ場合の、ポイントもおさえておきましょう!
- 防滑加工の物を選ぶ
- 少し大きめのサイズを選ぶ
- 防寒加工のものを選ぶ
レインブーツは防水性、撥水性加工で用いられる、ゴムや塩化ビニル素材の影響で滑りやすくなっています。
雪の日にも使えるレインブーツを選ぶ場合は、必ず防滑加工のものを選びましょう!
いままで、気にしたことがなかったのですが、商品説明のタグに「防滑」の文字があるのを確認するといいですね。
また、ゴムや塩化ビニル素材の影響で、レインブーツが足にまとわりつく履き心地になります。
その為、足のサイズにピッタリのものを選ぶと、スムーズに着脱できなくなる可能性があるので、少し大きめのサイズを選びましょう。
また、足の冷えが気になる場合は、ボア素材などの防寒加工の物を選ぶといいでしょう。
ボア素材だと、水や雪で濡れそう…
ほとんどのレインブーツは、ゴムや塩化ビニルで水を通さないので、ボアが濡れる心配もなく、足元の暖かさをキープできます。
ぜひ、これらを参考にして、素敵な雪の日にも使えるレインブーツを探してみてくださいね♪
まとめ
- レインブーツは防滑機能がない為、雪で滑る
- レインブーツに滑り止めパットを貼れば、スノーブーツの様に防滑機能を備えることができる
- 滑り止めパットがない場合は、輪ゴムや絆創膏で代用可能
- レインブーツで滑るのを防ぐ歩き方は、小さな歩幅で足の裏全体に体重をかけて歩く
- レインブーツ雪道を歩く時は、道路の白線を避けて歩く
- 雨雪兼用のレインブーツは、防滑加工がついたものを選ぶ
雪の日も当たり前に、レインブーツを履いて過ごしていましたし、滑ることがあっても雪だから仕方ないと諦めていました。
まさか、レインブーツが雪には適していないとは思いもしなかったです。
今回、滑るのを防ぐ対策も学んだので、雪の日にレインブーツを履いても滑るのを防げそうです。
また、今後レインブーツを買う時は、雨雪兼用できるように、必ず「防滑加工」がついたものを買おうと思います!
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