クローバーナビとは、障がい者のための就職情報サイトです。
障がいがあって、就職したいと思っているけど、クローバーナビの評判って実際どうなの?
調べたところ、クローバーナビの評判は悪くないようです。ただし、中には向いていない場合もあるようです。
就職・転職は時間との闘いでもありますよね。役に立たないサイトに登録して、貴重な時間を使ってしまうのはもったいないです。
そこで、この記事ではクローバーナビの評判を調査して、どんな人が利用すべきなのかまとめました。
短い時間で読めるので、クローバーナビに興味はあるけど、登録するか迷っている場合はぜひ読んでいってくださいね。
クローバーナビの評判は実際どうなの?
クローバーナビに登録するかどうか迷っているあなたにとって、評判がどうなのか気になるところですよね。
そこで、実際にクローバーナビを利用した方の評判をまとめました。
無料で様々な特典があったり、有益な情報が得られたりする一方、求人の偏りやサイトの使いづらさを訴える声もありましたよ。
もう少し詳しくクローバーナビの評判を見ていきましょう。
良い評判
まずは、クローバーナビの良い評判を見ていきましょう。クローバーナビの良い評判として多かったのは、以下の4つです。
- 就職フォーラムに参加できる
- 就職情報誌が手に入る
- 多様な求人検索ができる
- 先輩情報が多い
1つずつ詳しくご紹介していきます。参考にしてくださいね。
〈就職フォーラムに参加できる〉
良い評判を調べていた中で最も多かったのが、クローバーナビが主催する就職フォーラム「クローバーフォーラム」に参加できるということです。
この就職フォーラムに参加して、今現在働いている会社に出会ったという方や、「よかったからまた参加したい」という声もありました。
フォーラムに行くと、人事の方と直接話してそのまま面接に進めた事例や、企業の方から声がかかることもあるようです。
実際に会うことで、ネットではわからない空気感も感じられてよさそうですね。
また、就職活動を行う上で大切なことの一つである、情報交換を行う仲間と出会えたという方もいました。
就職活動仲間と出会うことで、お互いの不安や悩みなどを話すことができ、新たな発見ができたとのことでした。
就職活動は一人だととても心細いです。同じ境遇の仲間がいれば心強いですよね。
〈就職情報誌が手に入る〉
次に多かったのが、就職情報誌「クローバー」が無料でもらえるということです。
ネットで障がい者雇用の求人を探すよりも、情報がまとまっていて探しやすいという声がありました。
また、「普段は知ることができない企業の障がい者採用への積極的な姿勢を知ることができ、参考になった」という声がありました。
ほかにも、「この情報誌をきっかけに採用が決まった」という声もありましたよ。
私も就職情報誌を見かけると手に取るのですが、欲しいときに限って手に入らないことがあるので、新刊が毎回手に入るのは嬉しいポイントだと思います。
〈多様な求人検索ができる〉
クローバーナビは障がい者の雇用実績や、希望する職種など様々な項目で検索ができます。
この点が参考になり、よかったという声もありました。
〈先輩情報が多い〉
クローバーナビには業界最多の先輩情報が掲載されています。
この先輩情報が企業選びの参考になったという声もありました。
ある方は、自分と同じ障がいのある方が生き生きと働いている姿をみて、「自分もこの会社で働きたい」という思いが湧き、今の会社を選んだそうです。
自分と同じ境遇の人が輝いている姿を見ると、胸が熱くなりますよね。
先輩情報が載っているのは嬉しいポイントだと思います。
悪い評判
一方、クローバーナビに対する悪い評判もありました。
- 学歴や高いスキルが必要な求人が多く、競争率が高い
- 精神障がい者の求人が少ない
- 検索機能が使いづらい
- 企業の求める人材がわからない
悪い評判についてもくわしく見ていきましょう。
〈大手企業の正社員案件中心で競争率が高い〉
クローバーナビに掲載されている案件は、大手企業の正社員案件が多いようです。
大手企業は給料が高く、労働環境も整っているため、自然と競争率が高くなってしまいます。
そのため、学歴がない人は書類選考で落とされてしまうことが多く、あきらめて違うサービスを利用して中小企業を狙うという方もいました。
また、先ほどご紹介した就職フォーラムに参加したという人で、周りが優秀な人ばかりで自信をなくしてしまったという人もいました。
書類選考で何度も落とされてしまったり、周りの人が自分より優秀に見えたりすると、どんどん自信を失ってしまいますよね。
〈精神障がい者の求人が少ない〉
クローバーナビは障がい者のための就職情報サイトですが、障がい者の中でも、身体障がい者向けの求人が圧倒的に多く、精神障がい者がエントリーできるものはごくわずかだそうです。
就職情報誌「クローバー」に載っているのも、身体障がいの例が多く、精神障がい者の情報は少ないようです。
また、就職フォーラムも「精神障がい者は対象外」のような雰囲気を感じたという方もいらっしゃいました。
同じ障がい者の中でもこういった差があるのは、とても悲しい気持ちになりますよね。
〈検索機能が使いづらい〉
先ほど「多様な検索ができる」という声をご紹介しましたが、一方で、「検索機能が使いづらい」という声も目立ちました。
というのも、給与や業務日数などの項目は検索機能にないようなのです。
こういった情報も、就職先を選ぶときの重要な要素ですから、こちらの条件指定検索ができないのは利用者からしてみるととても使いづらいですよね。
〈企業の求める人材がわからない〉
クローバーナビには、企業がどういう人が欲しいかという情報が載っていないようです。
そのため、対策を立てられず、中には100社近く受けても手ごたえがないという人もいるとか。
企業と就職者とのミスマッチの原因にもなるので、こういった情報はぜひ載せてほしいですよね。
クローバーナビの特徴とは?サービス内容をご紹介
ここまで、クローバーナビの評判を紹介してきましたが、そもそもクローバーナビとはどういった特徴のある就職情報サイトなのでしょうか?
クローバーナビの最大の特徴は、なんといっても全て障がいのある方の求人であるという点でしょう。
クローバーナビには、以下の6つのようなサービスがあり、会員登録すればすべて無料で利用できます。
多様な検索機能
また、クローバーナビでは、業種や勤務地などの他にも、障がい別の雇用実績、職場環境、その他企業の特徴など、様々な角度から求人情報を検索することができます。
こちらについては、いい意見と悪い意見がありますので、就職先を選ぶときにあなたは何を大事にしたいか考えてみるといいでしょう。
業界最大級の先輩情報
障がい者向けの就職情報サイトの中でも、クローバーナビの先輩情報掲載数は最大級です。
自分と同じ障がいのある先輩を探すことができたり、先輩の話から仕事のやりがいを実感したりと、通常サイトでは出来ない情報収集ができます。
掲載数が多いということは、それだけあこがれの先輩が見つかる可能性が高いということですので、魅力的な特徴ですね♪
マイページを利用した効率の良い企業とのやりとり
会員登録することで、あなただけの「マイページ」をつくれます。
マイページをつくると、エントリーした企業や、お気に入りの企業の管理ができたり、エントリーした企業との連絡も全て行うことが可能です。
企業とのやりとりはけっこう大変ですよね。マイページで一括管理できるのはありがたいです。
毎週最新情報が届くメルマガ
希望者は、毎週最新の企業情報が載っているメールマガジンを受け取ることができます。
最新の企業情報が送られてくるので、早く知ることができるのは嬉しいですね♪
就職フォーラム「クローバーフォーラム」に参加できる
就職フォーラムとは、気になる企業の採用担当者と直接会って・話して・自己PRできるイベントです。
毎回障がい者採用に積極的な優良企業が多数参加しており、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡など全国主要都市で開催されます。
日本の主要都市で開催されるので、地方に住んでいても行きやすいのが嬉しいですね♪
そして、キャリアカウンセラーによる就職相談コーナーがあり、充実したカウンセリングであなたをサポートしてくれます。
また、手話通訳・要約筆記者も常時待機しているそうなので、安心ですね。
就職情報誌「クローバー」を無料定期購読できる
「クローバー」には、障がい者を積極的に採用している優良企業の求人情報が多数掲載されています。
希望すれば、新刊がご自宅に無料で届くようです。自宅にいながら、最新の情報が無料で手に入るのは嬉しいですよね。
クローバーナビを利用すべき人とそうでない人
クローバーナビには良いところと悪いところの両方があることがわかりました。
結局私はクローバーナビを利用したほうがいいのかな?
ここからは、調べた情報から、クローバーナビを利用すべき人と利用すべきではない人をまとめました。
あなたがクローバーナビを利用するかどうかの参考にしてくださいね。
利用すべき人
〈クローバーナビ主催の就職フォーラムに参加したい人〉
クローバーフォーラムに参加すると、障がい者採用に積極的な企業と1日でたくさん出会えます。
人事担当の方と直接会って話すことができるので、応募書類だけでは伝えられないあなたの熱意を伝えることが可能です。
また、同じ志を持った就活仲間にも出会えるかもしれません。
一方で、周りに優秀な人が多くて自信がなくなってしまうという人もいます。
就職活動において自信は大切です。自分をPRして、企業に必要な人材だと訴えなけらばいけないわけですからね。
自信を失ってしまいそうなあなたは、無理に参加しない方がいいでしょう。
〈雇用実績や職場環境を重要視している人〉
雇用実績や職場環境を検索条件に入力し、絞り込んで検索できます。
同じ障がいの雇用実績がある企業を探したい場合や、車いす用の設備や支援者の有無などの職場環境を重要視している場合は、効率よく就職活動を進められるでしょう。
〈障がい者雇用で就職したいけど、何をしたらいいかわからない人〉
就職情報誌「クローバー」が定期的に届くので、何をしたらいいかわからないという人や、ネットで調べてもいい求人が見つけられないというあなたにおすすめです。
また、クローバーナビには自己分析や業界研究・企業研究のノウハウをはじめ、履歴書の書き方、面接のポイントなど就職活動に役立つコンテンツが満載です。
クローバーナビに登録しておくだけでも、就職に役立つ情報が自然と入ってきやすくなりますね。
〈先輩の声が聞きたい人〉
自分と同じ障がいを持つ先輩の声を聞きたいという場合は多いでしょう。クローバーナビに掲載されている先輩情報は、業界最多です。
クローバーナビに掲載されている先輩の声を読むことで、より多くの素敵なモデルを見つけることができるでしょう。
なりたいモデルが見つかれば、あなたの就職活動への意欲も増すのではないでしょうか。
〈大手企業に正社員として就職したい人〉
クローバーナビには様々な企業や職業形態の求人がありますが、その中でも大手企業のい正社員の求人が多いようです。
競争率は高くなりますが、もしあなたが本気で目指すのであれば挑戦する価値はあると思います。
〈自分のペースで就職活動したい人〉
クローバーナビには、転職エージェントのようにアドバイザーはいないため、自分で求人検索して応募、面接する必要があります。
「自分のペースで就職活動を進めたい」という方にとってはメリットと感じるでしょう。
利用すべきではない人
〈障がい者手帳を持っておらず、今後も申請する予定がない人〉
クローバーナビは、障がいのある方専用の就職情報サイトです。
そのため、利用するには「障害者手帳を持っている」あるいは「これから申請する予定」の人でなければ利用できませんので、注意してください。
〈給与や就業日数などから就職先を見つけたい人〉
給与や就業日数などの、希望条件から求人情報を検索することはできません。
こういった項目を重要視している場合にはサイトが使いづらく、向いていないと言えるでしょう。
〈転職エージェントのような手厚いサポートを受けたい人〉
「利用すべき人」でも述べたように、クローバーナビには転職エージェントのようなアドバイザーはいません。
もし、履歴書の書き方や面接のやり方などに自信がなく、一からサポートしてほしい方は、クローバーナビではなく、転職エージェントに相談したほうがよいでしょう。
〈学歴やスキルがない人〉
クローバーナビに掲載されている求人は、学歴やスキルを必要とするものが多いそうです。
もしあなたが学歴がなく、特別なスキルもないという場合は、別のサイトを探したほうがいいかもしれません。
まとめ
- クローバーナビは障がい者のための就職情報サイトである
- クローバーナビには良い評判と悪い評判がある
- クローバーナビに登録すると、就職フォーラムに参加できたり、就職情報誌を定期購読できたりと無料の特典が多数ある
- クローバーナビに掲載されている求人には偏りがある
- 障がい者の雇用実績や職場環境を重視している人はクローバーナビを利用すべき
- 手厚いサポートを受けたい人は転職エージェントを利用したほうがよい
クローバーナビの評判から、利用すべき人とそうでない人をまとめました。
就職・転職活動は、障がいの有無にかかわらず、とても大変ですよね。自分一人の力で乗り越えるには限界があります。
クローバーナビのような就職情報サイトや、転職エージェントを有効活用して、つらい就職・転職活動を乗り越えてくださいね。
今回ご紹介したクローバーナビ以外にも、様々な就職支援サイトがありますので、評判を確認して、ぜひあなたに合ったサイトを見つけて、有効活用してくださいね。
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