ビジネスシーンで、はじめましての出会いに名刺交換は必須ですよね。
以前、私はいただいた名刺を小さめの名刺クリアファイルに保存するというアナログなやり方で名刺管理していました。
しかし、その方法だといざ相手の連絡先や情報を知りたい時に名刺ファイルを開き、1枚1枚探していると時間がかかるので小さなストレスでした。
名刺がたまってきてファイルで管理しきれなくなってきた。
名刺管理アプリって安全性は大丈夫なの？
そんな時は、無料の名刺管理アプリの出番です!
無料名刺管理アプリを使えばどこにいてもすぐに必要な連絡先をサクっと探し出すことができ、場所もとられません。
今回は、名刺管理アプリの導入に悩んでいるあなたにおすすめする無料の名刺管理アプリを3つご紹介します。
名刺管理アプリを無料で始めよう!おすすめ3選!
数ある名刺管理アプリの中でも、今回は個人向けの無料アプリで優秀な３つを厳選しました。
口コミや最新情報を交えてご紹介します。それぞれの会社で機能や特徴が違ってくるので、目的に合わせて選んでみてくださいね♪
myBridge
まずご紹介したい無料名刺管理アプリは「myBridge」（マイブリッジ）。
無料ケータイ通信アプリでおなじみのLINEが提供する「myBridge」は、広告表示なしですべての機能を無料で使用できます。
登録できる名刺枚数や入力項目数の制限もありません。名刺情報はスマホの撮影だけで登録完了というシンプルな機能。
＜主な機能＞
- 名刺の登録枚数は無制限で完全無料
- 撮影した名刺をAIと手入力にてデータ化
- 連絡帳に保存したり、Excelファイルでのダウンロード可能
- 1回の名刺撮影は1枚のみ
- オンライン名刺機能あり
- 共有名刺帳機能あり
- 着信時に相手の名刺情報を表示
- iPhone・Andoroid、パソコンで操作可能
- 有料版はなし
名刺をスマートフォンのカメラで撮影しアプリ上に登録する際、基本的にはAIの読み取り機能を採用しています。
誤入力などがみつかれば、人の手で入力をてつだってくれるというから驚きです。それも数分で反映されるそう。
数種類の名刺管理アプリを試したのですが、
myBridgeが最も読み込み精度が高かったです。手書きの文字も綺麗に入力されていました。
引用：ITreview
名刺情報はスマートフォン・Googleの連絡帳への保存、Excelファイルでのダウンロード、LINEやメールでの共有も可能です。
他のアプリでは有料サービスになるダウンロード機能が無料かつ無制限で使えるのはありがたいですね！
名刺情報を共有したい場合にはLINEやメールなどですぐに送れる機能を完備。LINEを運営する会社ならではの特徴です。
また、スマートフォンの連絡帳に登録していない番号から電話がかかってきた時でも、アプリに入っている情報が表示されるので安心です。
これで、「どちら様ですか？」なんていう失礼にならないのでビジネスの上では心強い味方！
最近では、新たにオンラインで名刺交換をできる機能も加わりました。新しい働き方を応援してくれるアプリであることは間違いなさそうです！
Eight
続いてご紹介するの無料名刺管理アプリはSansan株式会社が提供する「Eight」（エイト）。
＜主な機能＞
- 名刺の登録枚数は無制限で無料
- 撮影した名刺をAIと手入力にてデータ化
- 1回の名刺撮影で4枚まで同時撮影可能
- iPhone・Andoroid
- パソコンで操作可能
- オンライン名刺機能あり
- アプリ内のSNS機能で相手と深くつながりを持てる
- 有料版のプレミアムサービスあり
エイトの大きな特徴の1つが、アプリの中にSNS機能が入っていること。
ユーザーそれぞれにタイムラインがあり、名刺交換した相手とアプリ上でつながれば、近況を書き込んだり、シェアした情報を読んだりすることができます。
また、Eight内でつながっている相手と連絡がとりあえるメッセンジャー機能も。ビジネス目的のためのSNSと言うとことですね。
新しい人脈作りやビジネスにどんどん活かしていきたい！という方はとっておきの無料アプリかもしれません。
有料版のプレミアムサービスは月額480円(税込み)または年額4,800円(税込み)で豊富な特典付き。また、企業向けのサービスも充実しています。
Wantedly People
最後におすすめしたい無料名刺管理アプリは「Wantedly People」（ウォンテッドリーピープル）。
＜主な機能＞
- 名刺の登録枚数は無制限で無料
- 一度に10枚の名刺を同時撮影して登録できる
- 撮影した名刺をAIと手入力にてデータ化
- iPhone・Andoroid
- パソコンで操作可能
- オンライン名刺機能あり
- アプリ内で相手との共通の話題を通知してくれる機能あり
1回の名刺撮影でなんと10枚までの同時撮影可能！イベントに行ったり、営業先で1日に沢山の名刺を交換するような業種の人には、時間節約にもかなり貢献してくれそう。
「Wantedly People」では、名刺情報を管理するのみにとどまらず、名刺を交換した後の関係性を保つための有益な情報を提供してくれるのです。
アプリ内の「話題」というタブを開くと、名刺を交換した相手が務める会社の情報や、相手に関連する情報をAIが検索して自動で提供してくれるというかしこい機能付き！
相手と会う際、アプリを開いて情報収集しておけば、話の話題に困らなくなるかもしれませんね。
また、「Wantedly People」には挨拶分という機能があり、自己アピールをすることができます。
プロフィールを作成することで、名刺情報と一緒に相手に見てもらえる情報が増え、個人的に知らせたい情報や、より覚えてもらうのに便利とされています。
十分な機能が備わっている完全無料のアプリですが、有料プランやオプションの希望があれば会社が相談に乗ってくれるそうですよ。
名刺管理アプリの安全性は大丈夫?3社比較!
名刺には多くの個人情報が詰まっています。その膨大な情報をIT企業にデータとして渡すということはリスクと感じられるかもしれませんね。
長い間、アナログな手法で名刺を管理していた私は少し心配になる部分も正直あります。
名刺管理アプリって、安全面は本当に大丈夫？
ここからは、おすすめした名刺管理アプリがどのように安全性を保っているのか、チェックしていきます。
myBridgeの安全性
まずは名刺無料管理アプリの「myBridge」の安全面をみていきましょう。
「myBridge」の名刺管理アプリが開始されたのは、2018年の5月でした。
他社と比べるとまだまだ新しいアプリではあるものの、長年LINEを運営しているノウハウと技術を駆使し、安全性を重視して運営しているようです。
myBridgeは個人情報の管理を最も重要に考えており、多様なセキュリティ対策を実施しています。
引用：myBridge
- 名刺情報をデータ化には、基本的には認識技術₍OCR⁾を採用していますが、スタッフによる手入力で情報を入力する際には「誰がアップロードしたか」分からないようにしており、個人を特定できないように、すべての名刺情報は項目ごとに分割して入力している
- すべての名刺画像やメールアドレス、携帯電話、会社電話、ファクス、住所、部署、役職のようなプライバシー性の高い個人情報のデータは、暗号化して安全に保存されている
- 全てのデータ通信は、TLS プロトコル v1.2を適用して暗号化された状態で行われ、高い信頼性とセキュリティ水準を備えたAWS(Amazon Web Service)データセンターを利用し、厳重に管理している
- 国際基準に従った情報保護及び個人情報の保護活動を行っている
- 情報保護に関する国際規格「ISO27001」と個人情報保護に関する国際規格「ISO27701」認証を取得している
Eightの安全性
続いては大手、Sansan株式会社が提供する、無料名刺管理アプリ「Eight」の安全面をみていきます。
- 個人情報保護法及びJISQ15001に則りサービスを運営している
- プライバシーをしっかり保護する体制を整えることができる「Pマーク」を取得を通じて第三者機関にに認証されているサービス
- Eightに登録したデータを保管しているデータセンターは、セキュリティ審査機関より認定されたデータセンターを利用している
WantedlyPeopleの安全性
続いて無料名刺管理アプリ「Wantedly People」の安全面をみていきましょう。
- 全ての名刺情報は、人工知能によって処理されるので、情報が漏れる心配がない
- 従来のようにオペレーターが手作業で名刺情報を入力するのではなく、全て人工知能が解析・処理をしている。そのため、名刺データは誰の目にも触れられないまま即時データ化される
- 登録された名刺情報は、暗号化された状態でサーバーに送られる
- 第三者による盗視や改ざん、情報漏えいなどの可能性は極めて低くなっている
- 通信にはTLS プロトコル v1.2 (SSL)* を利用
- 送信されたデータは高い信頼性とセキュリティ水準のデータセンターにて厳重に保管されている
- セキュリティ審査機関から認証された管理環境を採用
どのアプリも、安全面をしっかりと保てるように企業努力をしているのがわかります。
ただ、「Wantedly People」は、カメラで名刺を撮影した情報をすべて人工知能が処理をしていて、だれの目にも名刺データを見られないという点では、他よりもさらに安心できるかもしれませんね。
名刺管理アプリでつながりたくない!対処法は?
名刺管理アプリの機能は、単なる名刺管理という枠を超えてアプリ内でコミュニケーションをとれるようになったり、ビジネスチャンスが舞い込んでくれる場合もあったり。実に頼もしいアプリです。
しかし、シンプルに名刺管理だけしたい！名刺上の情報のみで十分、相手とそれ以上つながりたくないというのなら、アプリ内の多くの機能がわずらわしいと感じるかもしれませんね。
例えば、自分のプライベートな情報や、異動・昇進などの情報を自動で通知されたくない、SNSはプライベートのみで楽しみたい！という場合の対処法をお伝えします。
SNS機能がないアプリを選ぶ
そもそも、SNS機能がついていないアプリを選べば大丈夫です。意図せず相手に自分の近況などが通知される心配がありません。
ご紹介した３つのうち、「myBridge」はSNS機能をもたないアプリなので、おすすめです。
また「CAMCARD」（カムカード）という無料名刺管理アプリにもSNS機能がついていないので、アプリ上でつながりたくない人にはよいでしょう。
公開設定を変更する
SNS機能がついた名刺管理アプリでのSNS機能を制限したい場合には、自身の名刺情報の公開設定がどの状態になっているかを確認して、適切な公開設定に変更することをおすすめします。
しかし、ご紹介した名刺管理アプリの「Eight」ではつながりを削除するには自分の名刺を削除しなければ解除されません。
名刺アプリ内でつながりがくない場合、SNS機能を重視しているアプリだと公開設定を変更できないものもあるので事前に確認しましょう。
まとめ
- 無料名刺管理アプリのおすすめは、「myBridge」「Eight」「Wantedly People」
- 無料名刺管理アプリの安全面が1番しっかりしているのは「Wantedly People」
- 無料名刺管理アプリの中で、相手とつながりたくない時には、SNS機能がないアプリを選ぶか情報公開の設定を変更しよう
無料で使える名刺管理アプリがここまで進化しているとは驚きました。
多数ある無料名刺管理アプリの中から、あなたに合うアプリを選び、身軽に、安全に、そして効率よくお仕事の場面にぜひ活かしてみてくださいね。
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