赤ちゃんって、すぐ便秘になりますよね…。真っ赤な顔して必死に踏ん張る我が子を見て、可哀想と思いながら、お腹さすってあげたりして…。
赤ちゃんは消化器官も成長段階な為、便秘になってしまうことがあるのだそうです。
そんな赤ちゃんの便秘解消にも注目されているのが、オートミール!私の住んでいるアメリカでは、離乳食の定番です。
食物繊維がいっぱいで健康や消化に良いとのことで、健康や美容面においても注目されていますよね!
消化を促すからと言って、赤ちゃんにオートミールを食べさせてもいいの?
そんなあなたの疑問にお答えしながら、オートミールのおすすめレシピもご紹介します!
オートミールは赤ちゃんの消化にもいい!?
そもそもオートミールってなに?
オートミールとは、オーツ麦を脱穀した後、調理しやすく加工した物です。
小麦や白米のように精製せず、栄養をたっぷり蓄えた外皮を残したまま加工するので栄養が豊富なのです。
そんなオートミールは、赤ちゃんの消化にもいいと言われているのです!
オートミールが消化に良いと言われる理由や、栄養素などを紹介していきます。
オートミールが消化に良いと言われる理由
オートミールのような食物繊維を多く含む食品は、胃や腸をゆっくり通りながら消化されます。
この胃や腸を通る時に水分を吸収しながら便を大きくしていくことで、腸内運動が活性化され、便秘が解消されるのです。
これが赤ちゃんの便秘解消にも役立つのですね♪
しかし、この食物繊維は大量に摂ってしまうと、逆に下痢や消化不良の原因となってしまいます。
オートミールも大量に食べると、そのようなことが起こるため、消化に悪いと言われてしまうことがあるようです。
どんな身体に良いと言われている食品も、適切な量が一番大事ですよ!
オートミールの栄養価
オートミールは皆さんもご存知の通り、食物繊維が大変豊富です。
100gあたり9.4gで、同じく食物繊維が豊富で健康に良いと言われる玄米の約3倍になります。
玄米も食物繊維が豊富だとは知っていましたが、その3倍となるとかなり豊富ですね!
また、タンパク質も豊富で100gあたり13.7gと、これまた玄米の倍以上になりますよ。
これらに加えて鉄分も豊富で、100gあたり3.9mgと玄米の2倍です。
タンパク質も鉄分も人間にとって、特に赤ちゃんが成長するうえで大切な要素です。
それらの栄養素が豊富な上にその他カルシウムやリン、マグネシウムなど身体の健康に欠かせない栄養素も含まれているので、離乳食として大活用しそうですね!
オートミールはいつから食べられる?
オートミール、いつから始めるの?
いきなり、離乳食として初めていいの?
赤ちゃんの離乳食は、およそ5~6ヶ月ほどからと病院の健診で言われるママさんが多いと思います。
離乳食は母乳やミルクから栄養をもらっていたのを、食べ物から得るようにするトレーニングです。
まだまだ消化器官が準備できてない場合があるため、5~6ヶ月頃からとなるのですね!
オートミールは、アレルギー物質となるグルテンがほぼ含まれていないので、グルテンフリーとして扱われています。
しかし、微量は含まれていますので、離乳食はまずは10倍がゆから始めて、中期にオートミールを取り入れていくと良いでしょう。
オートミールの赤ちゃん向けレシピを紹介!
オートミールって大人が食べても美味しくない…。
赤ちゃんも美味しく食べられるオートミールなんてあるの??
オートミールは食べ慣れていないと、美味しいと感じにくいですよね。
最近では、色んなレシピが開発されて美味しく食べられるようになってますが、それは色々な調味料で味付けされているからです。
ところが、赤ちゃんが食べる場合は、大人と同じような調味料や塩分などで味をあまり付けられません。しかし、赤ちゃんだって味はわかります。
ということで、ここでは赤ちゃんでも美味しく食べられるレシピを紹介していきますね!
離乳食中期から
離乳食中期の赤ちゃんから食べられる、オートミールを使った離乳食のレシピを紹介していきます!
<オートミールかぼちゃ粥>
【材料】
- オートミール(粉末状のもの)…大さじ2
- 粉ミルク(調乳したもの)…80ml〜100ml(お好みの硬さで量を調節)
- かぼちゃ(蒸してすり潰したもの)…大さじ1
【作り方】
- お皿にオートミールを入れて、粉ミルクを注ぐ
- 蓋もしくはラップをして、電子レンジ600w、1分30秒加熱
- すり潰したかぼちゃを混ぜて、人肌程度に冷ます
電子レンジで加熱した際、吹きこぼれる可能性があるので、深めの蓋付き容器を使用してください。
電子レンジによって、加熱時間が変わってきます。加熱が足りない場合は、もう少し時間を伸ばすなどの調整をしてみてください。
甘味料を加えないので、自然な甘さで安心して赤ちゃんに食べさせてあげられますね!
離乳食後期から
手掴みで自分で食べたがる赤ちゃんに最適な、オートミールのレシピを紹介します!
<オートミールとバナナのお焼き>
【材料】
- バナナ…1本
- オートミール…60g
- 牛乳(粉ミルク、豆乳でも可能)…80ml
【作り方】
- バナナをフォークですり潰す
- 1にオートミール、牛乳を加えて、よく混ぜる
- よく混ぜたら、電子レンジ600wで1分加熱
- 温めたフライパンに、薄く油を敷き、スプーン1杯分の生地を落として、弱火で焼く
材料も少なく、簡単に作れるのが嬉しいですね♪
赤ちゃんも大人も美味しく食べられるのではないでしょうか。
オートミールの赤ちゃんおすすめ商品!
どのオートミールがいいのかしら…。
赤ちゃんにあげようと思っても、実際見に行っても種類が多くてどれがいいのか分からないですよね。
日本でもオートミールの人気が出てきたことにより、多くの会社が商品を販売しています。
オートミールを食べる習慣がなかっただけに、悩んでしまうのも仕方がないことです。
そんなお悩みのあなたにおすすめしたい商品をご紹介します!
Gerberのオーガニックオートミール
アメリカで、ベビーフードと言えば、言わずと知れたGerber。日本よりも厳しい安全基準で作られているのもおすすめポイントです。
着色料、人工甘味料不使用なのはもちろん、遺伝子組み換え作物も不使用です。
赤ちゃんにも安心して食べさせてあげることができますね♪
Gerberのオートミールは、粉状になっているので、大さじ1杯のオートミールなら同量の大さじ1杯のミルクなどの液体と混ぜるだけででき上がりです!
外出先でもすぐに作れます!持ち運びにも便利ですね。
1日2杯で、赤ちゃんに必要な鉄分の90%が摂れちゃいます。
赤ちゃんの成長をサポートするビタミンB、C、Eや亜鉛、健康で丈夫な歯や骨をつくるカルシウムも含まれていますよ!
日食プレミアムピュアオートミール
「やっぱり日本で製造されているものの方が安心!」というあなたにおすすめしたいオートミールです。
日本製造なので、日本人に合わせて加工されています。
もちろん、着色料、保存料は一切不使用です。赤ちゃんにも安心ですね!
そして、嬉しいポイントとして、保存に便利なチャック付きです!保存の手間も最小限で済むのは嬉しいですよね♪
こちらもGerberのオートミール同様、鉄分、ビタミンB、E、カルシウムが含まれています。
購入先は一般のスーパーでも置いてあるところが多いです。また、アマゾンや楽天市場でも購入可能です。
ネットで買わなくても、身近なお店で簡単に購入できるのも、嬉しいですね!
まとめ
- オートミールは、消化が良く赤ちゃんの便秘解消にベストな食品。但し、食べ過ぎは注意!
- オートミールは、赤ちゃんが成長していくのに必要な栄養素がたっぷり入ってる万能食品
- オートミールは、アレンジ次第で、食べ方色々
- オートミールは調理方法が簡単なので、忙しいママの味方
オートミールが消化が良く、赤ちゃんの便秘解消につながることは意外だったのではないでしょうか?
栄養豊富で健康や消化にもいいので、あなたも赤ちゃんと一緒に美味しくオートミールを食べてみてください♪
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